クリエイティブ都市経済論―地域活性化の条件

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  • サイズ A5判/ページ数 250p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535556188
  • NDC分類 332.9
  • Cコード C3033

目次

はじめに
都市とクリエイティブ・クラス
第1部 才能(才能の時代の競争;才能の経済地理学)
第2部 寛容(ボヘミアンの経済地理学;技術と寛容(ゲーリー・ゲーツと共著))
第3部 場所(大学、才能、場所の質;9.11以降の場所づくり―クリエイティブ時代におけるロウアー・マンハッタンの復興;未解決問題)

著者等紹介

フロリダ,リチャード[フロリダ,リチャード][Florida,Richard]
トロント大学経営大学院(ロットマン・スクール・オブ・マネジメント)教授。イタリア系移民の子として1957年ニューヨーク郊外のニュージャージー州ニューアークに生まれ、ラトガース大学、MITを経て、コロンビア大学で博士号を取得した後、オハイオ州立大学に就職、日本企業やハイテク産業に関する研究に刺激され、地域発展とハイテク産業の関係性に関する研究に従事。その後、カーネギーメロン大学公共政策大学院(ハインツ・スクール)、ジョージメイソン大学公共政策大学院等を経て現職

小長谷一之[コナガヤカズユキ]
大阪市立大学大学院創造都市研究科都市政策専攻教授。1959年生まれ。1982年京都大学理学部(物理系)卒業、1985年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了、1996年大阪市立大学経済研究所助教授を経て、2005年より現職、東京大学空間情報科学研究センター客員教授。日本都市学会常任理事、GIS学会代議員。毎日出版文化賞受賞。日本都市学会特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ちや

4
割と使えるかも2020/11/16

ja^2

3
訳者の解題にあるように、本書はベストセラー「クリエイティブ都市論」の裏付け資料的なものだ。だから、内容的には目新しいものはなくて当然である。▼あえて言えば、第Ⅶ章で指摘にしている「いきすぎた産学連携」が面白かった。安易な連携は、大学を一時的に裕福するが大学の本来的な価値を損なうという指摘である。▼日本では文科省が文系学部を、実社会で役に立たないものとして、なくすように指導したことで問題になったが、通じる部分がある。2015/11/23

Hiromu Yamazaki

0
タイトルの割に中身はそれほど「クリエイティブ」ではなかったような(割とありきたり)。使っている指数や統計処理も所々大丈夫かと言わんばかりで、東洋経済や週刊ダイヤモンド、日経新聞を読まされているような感じ。ただ「ゲイ指数」と都市の創造性については抜群に相関が出ていて思わず笑ってしまった。2014/05/12

hixxxxki

0
飛ばし読み。メモ。寛容T3(多様性、開放性)や文化的ライフスタイル的アメニティ、自然的アメニティは才能T2クリエイティブクラスをひきつけ、才能はT1技術ハイテク産業をひきつけ、技術ハイテク産業は所得増、経済成長を生じさせる。クリエイティブクラスが住むところを自由に決め、その集積に企業が従う。古い建物の雰囲気がクリエイティブクラスをひきつける。ソーシャルキャピタルの弱い紐帯と親和的。日本はカイゼンのようにブルーカラーのクリエイティビティを評価するのは得意だが、ホワイトカラーのクリエイティビティ評価するの下手2013/08/05

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