内容説明
使いやすい4部構成。初めて経済学を学ぶ人、多忙な社会人は、第1部と第3部を読んで基本を理解。数式による説明を極力避け、最新のトピックはコラムで解説。理解度を測る演習問題を充実し、解答も考え方をていねいに説明。コンパクトにまとめた基本用語解説を掲載。経済学入門の決定版。
目次
1 マクロ経済学の基礎(マクロ経済学とは;マクロ経済における需要と供給;有効需要と乗数メカニズム ほか)
2 マクロ経済学の展開(インフレと失業;財政政策のマクロ経済分析;経済成長と経済発展 ほか)
3 ミクロ経済学の基礎(ミクロ経済学とは;需要と供給;需要曲線と消費者行動 ほか)
4 ミクロ経済学の展開(独占の理論;企業と産業の経済学;市場の失敗と補正 ほか)
著者等紹介
伊藤元重[イトウモトシゲ]
1951年、静岡県生まれ。1974年、東京大学経済学部卒業。1978年、ロチェスター大学大学院経済研究科博士課程修了。1979年、同大学Ph.D.取得。現在、東京大学大学院経済学研究科教授。主著に『ミクロ経済学』(日本評論社、1992年)、『ゼミナール国際経済入門 第2版』(日本経済新聞社、1996年)、『市場の法則』(1998年、講談社)、『市場主義』(日経ビジネス人文庫、2000年)など
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感想・レビュー
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KAZOO
1
教養課程での教科書です。著者にしては若干レベルを低くしてのものだと感じました。初めて経済を勉強する人には向いていると感じるのですが、物足りない部分もありました。2013/04/10
Masaki Nakamura
0
教科書買う余裕なかったから前日に図書館でこっち借りて勉強してた2014/02/23
葉
0
105円で購入したこの本。サラッと経済学の表面について書かれている感じである。1998年のGDPは米日独の順であることに時代を感じた。マネーサプライのところは1番わかりやすかった。マクロの方がミクロより明確だった気がする。ゲーム理論については囚人のジレンマについて書かれている。合理性のゲームとサバイバルゲームの解説について書かれている。入門なので消費者理論における選好表現については書かれていない。2012/06/19