スタートライン債権法 (第5版)

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  • サイズ A5判/ページ数 322p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784535517745
  • NDC分類 324.4
  • Cコード C3032

内容説明

初めて学ぶ人でも読み通せる大好評の「定番」入門書が最新情報を加えて横書き全面リニューアル。民法(債権法)改正の方向性もふまえて民法はこの一冊から学べば間違いない。

目次

ガイダンス
契約総論序説・契約の成立
契約の効力
契約の解除
契約各論序説・贈与
売買
交換・消費貸借・使用貸借
賃貸借
雇用・請負・委任・その他の典型契約
事務管理・不当利得
不法行為
債権総論序説・債権の目的
債権の効力(1)―強制履行・債務不履行
債権の効力(2)―損害賠償・受領遅滞
責任財産の保全(1)―債権者代位権
責任財産の保全(2)―詐害行為取消権
多数当事者の債権関係(1)―分割債務・不可分債務ほか
多数当事者の債権関係(2)―連帯債務
多数当事者の債権関係(3)―保証債務
債権関係の移転(1)―債権譲渡
債権関係の移転(2)―債権引受・契約譲渡
債権の消滅(1)―弁済
債権の消滅(2)―代物弁済・供託・相殺ほか

著者等紹介

池田真朗[イケダマサオ]
1949年東京生まれ。1973年慶應義塾大学経済学部卒業。1978年慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。現在、慶應義塾大学法学部教授、同大学院法務研究科教授、博士(法学)。1991年から1993年まで不動産鑑定士試験第二次試験委員。1992年から1993年までフランス国立東洋言語文明研究所招聘教授。1996年から2006年まで司法試験第二次試験考査委員・新司法試験考査委員(民法主査)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゃん

8
【勉強本】初学者向けの本ということだけど、債権法を復習するために読んでも頭が整理されると思う。ある時はフランス法やドイツ法について語られ、ある時は民法の沿革にも話が及ぶ。飽きることなく読むことができた。 あっという間に読み終えられるかと思っていたけど、じっくり読んでしまったので、読み終えるまでそれなりに時間がかかってしまった。あと、教授の読者に向けた折々のコメントが興趣をそそる。2016/05/31

世話役

2
大学三年の頃、民法をやり直そうと思ったときに読んだ本。教育的配慮に基づき、しかもわかりやすさを意識して執筆されたテキストは予備校のもの以外ほとんど見あたらなかった当時、研究者も本気になればこんなにわかりやすい本を書けるのかと非常に驚いた記憶がある。最近は教育的配慮やわかりやすさを意識した本が多く出版され始め、それに伴って本書の存在感が薄れてきているような印象も受けるが、個人的には民法の入門書として本書を超えるものは今なお存在していないように思う。法教育に携わる人には是非模範としてもらいたい一冊。

Mio Nishizu

0
すごく読みやすくて楽しかった。これで予習できたから、教科書に進もう。2015/03/18

Hisashi Tokunaga

0
10年前に読んだかな?顔に似合わず?テクストの語り口調がフランスめいてるね。大村さんもそうかも。独法と仏法の差異がわかる著作の印象でした。(2013.3記)

0
債権法を網羅的に復習。やっぱ多数当事者になると弱い。民法の沿革とか、フランス・ドイツ民法との比較を織り交ぜている点がよかったです。よき教授。2019/01/26

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