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出版社内容情報
異質な他者を排除するヘイトスピーチ、コミュニケーション不全…に警鐘を鳴らす対話の哲学。
内容説明
価値観の違う他者とのコミュニケーション―対話だけが、新しい明日をもたらす。「思いつき」や「思い込み」から脱し、“対話する人間”を取り戻すために。
目次
第1章 対話ができない人たち(インターネット上の感情的な罵りあい;異論を封じる政治;大学における異論を封じる体制づくり)
第2章 対話が民主主義を作る(民主主義は多数決ではない;民主主義の思想と歴史;民主主義国家はどのようにしてできたか;対話によって思考力を育てる;民主主義とは対話である)
第3章 「正しさは人それぞれ」、なんてことはない(「正しさは人それぞれ」が横行している;「個性尊重」が人と人とを分断する;『心のノート』が連帯を阻む)
第4章 対話が「正しさ」を作る(ふたたび、「人それぞれ」論について;倫理の起源は感情にある;建設的な「対話の技術」)
著者等紹介
山口裕之[ヤマグチヒロユキ]
1970年奈良県生まれ。徳島大学総合科学部准教授。1999年東京大学大学院哲学専門分野博士課程単位取得退学。2002年文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。