内容説明
デザイナーの仕事のやり方で、「今まで見えなかったものが見える」「結果を早く出せる」「複雑・不可能な問題が解ける」。プロトタイピング、エスノグラフィ、ペルソナ、シナリオ、アブダクション…Ｇｏｏｇｌｅを超える「スピード」と「精度」を身につける、斬新な仕事術。
目次
はじめに バラバラの情報が散らばった世界で
１ デザイン思考とは
２ デザイン思考の「情報収集術」
３ デザイン思考の「企画発想術」
４ デザイン思考の「問題解決法」
５ デザイン思考の「職場作分術」
おわりに 「デザインしすぎない」
著者等紹介
棚橋弘季［タナハシヒロキ］
１９６８年生まれ。株式会社イードで、クライアント企業の商品開発、ウェブサービス企画設計における人間中心のデザイン活動を支援。「デザイン思考」のワークショップの講師も務める。情報デザインフォーラム・メンバー、ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんしん
5
図書館で借りたが、読み返したいと思って注文した。 多方面からのコンテキストの中で一貫した体系に配置し、再びコンテキストに影響を与えるものとして、デザインをとらえている。 情報が凝縮して詰まった本だ。2016/01/06
小泉岳人
2
１０年以上前の本だが、仕事の仕方、デザイン思考の仕方が分かりやすく書かれていて考える点があった。今私がはまっているマネジメント3.0とも関わりがあると感じた。デザイン思考の本だけあって、抽象化と具体化をしながらアナロジーで色々な事例とつなぎ説明する術は読んでいてすごいなと感じた。 ”わかる”ことは重要でない。"わからない"ことにこだわる。知識があるから疑問を持つことができるという一文が非常に心に残りました。2023/02/26
ゆき
1
立ち寄ったブログの著者の一冊、デザイン思考というキーワードが気になっていたのて積読からようやく読了。かなり腹落ちできた一冊でした。2014/12/06
まさお
1
デザイン思考の考え方と方法について説明した本。忠実に書いてあるので知らない人が読むにはいいかも。2013/12/24
シバワン
1
★★★★☆『デザイン』の定義『デザインとは、人間自身の生活、生き方、そして、生命としてのあり方を提案する仕事』という部分はデザイナーとして忘れがちな部分ではあるし、それを十分に考えて制作しているデザイナーは少ないのかも。会議も仕事も目的やゴール、情報が無いと考える際、様々な障壁がおきやすい。最初が肝心ってコトにもなるが作り上げる時のPDCAは重要であることを再度考えさせられた。（人間中心設計も同じ！）デザイン思考という本は様々あるが、仕事の仕方やプロセス、またライフハック的な部分まで書いてあって面白い。2009/10/28
