内容説明
文化と価値体系の多様化による「ディソナンス(不協和)」が、組織にイノベーションを生む。古典的な「探求」と「認知」から現代のグーグル検索の概念まで、ネットワークを組み換えることにより「創造的な摩擦」を作り出し、知を組織化する「ヘテラルキー型」企業におけるマネジメント。
目次
第1章 ヘテラルキー―不協和の組織化
第2章 社会主義体制の工場における仕事、価値、公正
第3章 ニュー・メディアのスタート・アップ企業内の創造的な摩擦
第4章 ディーリング・ルームの認知生態学
第5章 フィールド・リサーチからリサーチを行うフィールドへ
再開、そして主題の繰り返し
著者等紹介
スターク,デヴィッド[スターク,デヴィッド][Stark,David]
コロンビア大学社会学部および国際関係学科教授。サンタフェ研究所の外部ファカルティー。2011年アメリカ社会学分野最高の栄誉であるロジャー・グールド・プライズを受賞
中野勉[ナカノツトム]
青山学院大学国際マネジメント研究科教授。慶應義塾大学経済学部卒。シカゴ大学修士、金融機関勤務を経て、コロンビア大学社会学部博士課程修了(Ph.D. in sociology)。日米のビジネス・スクールにて企業戦略、組織論、国際経営などを日本語や英語で担当。ネットワーク分析を応用したリサーチを専門領域とし、ビジネス・パーソンへのマネジメント教育や、ソーシャル・ネットワークの組織における戦略的な意味について啓蒙活動に取り組む
中野真澄[ナカノマスミ]
一橋大学経済学部卒。ニューヨーク市立大学MBA(βΓΣ)。米国公認会計士。日本銀行に勤務後、米国プライスウォーターハウスクーパース等の会計事務所にて会計分野の仕事に従事する。経済社会学を中心に、組織やマネジメントに関する研究に傾倒している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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じょくぼ