多様性とイノベーション―価値体系のマネジメントと組織のネットワーク・ダイナミズム

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  • サイズ B6判/ページ数 443p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532605209
  • NDC分類 336
  • Cコード C3034

内容説明

文化と価値体系の多様化による「ディソナンス(不協和)」が、組織にイノベーションを生む。古典的な「探求」と「認知」から現代のグーグル検索の概念まで、ネットワークを組み換えることにより「創造的な摩擦」を作り出し、知を組織化する「ヘテラルキー型」企業におけるマネジメント。

目次

第1章 ヘテラルキー―不協和の組織化
第2章 社会主義体制の工場における仕事、価値、公正
第3章 ニュー・メディアのスタート・アップ企業内の創造的な摩擦
第4章 ディーリング・ルームの認知生態学
第5章 フィールド・リサーチからリサーチを行うフィールドへ
再開、そして主題の繰り返し

著者等紹介

スターク,デヴィッド[スターク,デヴィッド][Stark,David]
コロンビア大学社会学部および国際関係学科教授。サンタフェ研究所の外部ファカルティー。2011年アメリカ社会学分野最高の栄誉であるロジャー・グールド・プライズを受賞

中野勉[ナカノツトム]
青山学院大学国際マネジメント研究科教授。慶應義塾大学経済学部卒。シカゴ大学修士、金融機関勤務を経て、コロンビア大学社会学部博士課程修了(Ph.D. in sociology)。日米のビジネス・スクールにて企業戦略、組織論、国際経営などを日本語や英語で担当。ネットワーク分析を応用したリサーチを専門領域とし、ビジネス・パーソンへのマネジメント教育や、ソーシャル・ネットワークの組織における戦略的な意味について啓蒙活動に取り組む

中野真澄[ナカノマスミ]
一橋大学経済学部卒。ニューヨーク市立大学MBA(βΓΣ)。米国公認会計士。日本銀行に勤務後、米国プライスウォーターハウスクーパース等の会計事務所にて会計分野の仕事に従事する。経済社会学を中心に、組織やマネジメントに関する研究に傾倒している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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じょくぼ

0
期待とちょっと違った。複数の価値体系が併存する組織で、イノベーションが起こるということを事例中心に記載しているのだが、事例インスタンスがあんまり汎化されておらず、「ふーん、ハンガリーでそういうことがあったんだ」「マンハッタンではそういうことがあったんだ」という域を出なかった。授業とかでじっくり読んで、章ごとに事例を解体していくとかができればいいのかもしれないけど。訳も、ちょっと、、、という感じで、昔のロシア文学の日本語版を読んでるような気分になった。テーマがすごく面白いだけに、ちょっと残念。2012/04/28

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