日経プレミアシリーズ
ねじれ脳の行動経済学

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532260415
  • NDC分類 331
  • Cコード C1234

内容説明

なぜかお金が貯まらない、宝くじや競馬で散財する、デートも接待もうまくいかない、自分の意見が受け入れられない…。誰もが体験する「身近な悩み」の背景に、どんなメカニズムが働くのか。気鋭の研究者がとことん平易に読み解く。

目次

第1章 理不尽な上司―自信過剰
第2章 契約が取れない本当の理由―認知不協和
第3章 ひねくれ者は成功する―フレーミング効果
第4章 損得を的確にとらえる方法―価値関数
第5章 あのビジネスは本当に儲かるのか―利用可能性ヒューリスティック
第6章 見積もりなんて嘘だらけ―アンカリング
第7章 都合よくとらえれば致命傷―確率加重
第8章 2年目のジンクス―代表性ヒューリスティック
第9章 頑固になれば成功できる―選好の変化とコミットメント

著者等紹介

古川雅一[フルカワマサカズ]
1967年奈良県生まれ。京都大学大学院経済学研究科修了。博士(経済学)。京都大学経済研究所にて、行動経済学の視点から、人間の意思決定や行動、生活習慣に関する研究に取り組んでいる。テレビ、ラジオ、講演など多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

slowlifer

7
(備忘録)確証バイアス:結論を先に下し、その裏付けとなる資料のみを収集/横並び行動:皆がしているので正しいはずだ/初期値効果:始めの状態をそのまま受け入れる/選考の逆転:フレームが変更し、好みの順序が変わる/極端回避性:両極端を回避し、真ん中を選ぶ特性/決定麻痺:選択肢が多すぎて選べない/現状維持バイアス:現状を変えたくない/アンカーリングと調整:アンカー(基準)を設定し、そこから調整/自己責任バイアス:自分ではなく外部の者に原因/損得:人間は損には敏感だが、得には鈍感。2015/02/28

ロヒキア

3
一見簡単そうな答えなのに、確率論では間違えてる。。確率って分かったつもりでいたけど難しいなー。掛け算と割り算なんだけど。2020/11/28

はるわか

1
自信過剰、認知不協和、バイアス、フレーミング効果、価値関数、損失回避性、参照点依存性、感応度逓減性、利用可能性ヒューリスティック、アンカリング、確率加重、代表性ヒューリスティック、選考の変化とコミットメント2010/02/11

羊。

0
面白かった。 売り子さんがよく言う「この商品は人気です」「よく出ています」などなど。それを聞くとよっぽど気に入っていなければ買う気が失せるのだが、これが一般的にはセールストークとして間違っていないことを説明してくれた本。 行列の店に並んだり、勝手に人の言葉を変えて記憶していたり。他人の不思議な行動の仕組みが少しわかったように思う。 自分でも、「あぁ、今のはフィルターがかかったな」など、客観視できるようになったところもある。 実生活(人との関わり)に役立つ。2015/12/20

ノブ

0
人は案外理性的に行動しない。2011/01/19

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