内容説明
私たちは微生物の力を借りて、ヨーグルトやパンなどの発酵食品、味噌などの発酵調味料、ワイン・ビール・清酒などの酒類を生み出してきました。一方で、大腸菌、ウイルスなど有害な微生物の名前もよく耳にします。では、「目には見えない微生物」は、どのような素顔をもっているのでしょうか。
目次
第1章 微生物研究の歴史と立役者たち(自作の顕微鏡で微生物を発見したアマチュア観察家―アントニ・ファン・レーベンフック;自然発生説を否定したフランスの化学者―ルイ・パスツール ほか)
第2章 目に見えない微生物の上手な取り扱い方(地球上のどこにでもいる微生物―微生物とは;一般名称とラテン語の学名―微生物の分類と命名法 ほか)
第3章 意外な一面をもつ微生物の素顔(乳酸菌―乳酸をつくる多様な微生物;大腸菌―腸内細菌の代表選手 ほか)
第4章 微生物を利用し、発酵食品をおいしくする(漬け物―野菜をおいしく長持ちさせる人々の知恵と乳酸菌;ヨーグルトと乳酸菌飲料―腸の働きを良くする善玉菌 ほか)
著者等紹介
中島春紫[ナカジマハルシ]
1960年5月東京都生まれ。1989年3月東京大学大学院農学研究科農芸化学専攻博士課程修了(農学博士)。4月東京工業大学工学部生物工学科助手。1997年10月東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命工学専攻助教授。2004年10月明治大学農学部農芸化学科助教授。2007年10月~明治大学農学部農芸化学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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