B&Tブックス
冷凍技術の科学

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  • サイズ A5判/ページ数 147p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784526069161
  • NDC分類 533.8
  • Cコード C3034

内容説明

どのように低温、冷凍技術が開発されていったのかをわかりやすく伝える。

目次

第1章 歴史からみる冷凍の仕組み(冷凍とは“人為的に凍結”させること―微生物や化学的な作用を抑制;冷凍技術は「気化熱」のやりとり―水は蒸発時に80倍の熱を持ち去る ほか)
第2章 冷凍するにはいろいろな方法がある(冷凍サイクルは熱のエネルギーを利用―媒体となる物質を「冷媒」という;冷媒が循環している「冷凍サイクル」―蒸発・圧縮・凝縮・膨張を繰り返す ほか)
第3章 どんどん新しくなる冷凍機器(冷蔵庫は気化熱で庫内を冷やす―冷媒を圧縮し液体にして気化する;冷媒を吸収する液体を使う吸収型―産業用の大型冷蔵庫での使用に適す ほか)
第4章 今やこんなものまで冷凍できる!(食品は長期保存を目的に冷凍―マイナス18℃なら1年程度保存可能;冷凍食品は“鬼門”通過がポイント―「最大氷結晶生成帯」を一気に通過する ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

C-biscuit

13
図書館で借りる。仕事柄読んでみたが、ビル空調以外にも産業用の冷凍機や医療関係、船舶、ロケットの冷却と興味深い内容であった。この本は見開きで一つのテーマを解説する方式になっており、興味のある部分を読むだけでも良いと思う。少し古い本だが、磁気冷凍システムなどは全く知らなかったし、今後の省エネルギーに有用であるとのこと。医療系においては、MRIなどでの利用のほか、直接癌細胞を死滅させる方法もあるとのことで、冷凍技術が各方面で活用されていると感じた。冷凍人間については、技術の進歩以外にも大事なものがあると感じる。2016/08/16

0
2012年7月25日初版第1刷発行 監修者:高橋守 編集者:冷凍技術と生活研究会 発行者:井水治博 発行所:日刊工業新聞社 印刷:ワイズファクトリー 製本:ワイズファクトリー2016/04/14

Riko

0
図書館で借りた2014/05/08

ぷくらむくら

0
知らなかったでけかもしれないが、新しい冷却原理が面白い。ボイルの「24の発明したいもの」のリストが見てみたいなぁ。2012/09/10

くまねずみ

0
ネット検索した方がわかりやすい説明が沢山ある2018/04/30

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