出版社内容情報
理論・制度・現状をバランスよく説明した、基礎から中級レベルの金融テキスト。コラムでは、近年の金融をめぐる時事的な話題を取り上げ、平易に解説している。
内容説明
仕組み・理論・現状をバランスよく解説。
目次
序章 金融とは何か
第1章 貨幣と決済の仕組み
第2章 銀行による貨幣の供給
第3章 貨幣と金融取引
第4章 直接金融の仕組み
第5章 間接金融の仕組み
第6章 金融市場と金融資産
第7章 リスクと金融制度
第8章 金利と資産の価格
第9章 金利・資産価格と経済行動
第10章 経済の変動と金融政策
著者等紹介
岩田規久男[イワタキクオ]
1942年生まれ。66年東京大学経済学部卒業。73年同大学院経済学研究科博士課程修了。上智大学経済学部教授等を経て、学習院大学経済学部教授。著書に『昭和恐慌の研究』(編著、東洋経済新報社、2004年日経・経済図書文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
odmy
1
お金の話が苦手なので読んでみたけど、やっぱり苦手意識は変わらなかった。とても良い本だとは思う。たぶん金融の仕組みについてこれ以上わかりやすくすることは不可能なのだろう。先物とかスワップとか、YouTubeで解説動画を探して見るよりも、結局は本書を丁寧に読んだ方が理解できる。でも、苦手だ。先物とかスワップとかわけわからんことしないで地道にコツコツ働けばいいじゃん、という素朴な感想しか持てなかった。2023/09/16
memomemo1187
1
金融機関を志望してた割に金融のことを知らないと思ったので読みました。案の定初めて知ることもありました。また復習しておきたいと思います。
ELW
0
貸付債権の証券化の際に、特別目的会社を興す理由がリスク遮断にあることが意外だった。『ビジネスマンのための金融工学』を読んでおいてよかった。2017/12/10