「クラウド化」と「ビッグデータ活用」はなぜ進まないのか?

電子版価格
¥1,408
  • 電書あり

「クラウド化」と「ビッグデータ活用」はなぜ進まないのか?

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492580998
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C3034

内容説明

クラウドは社会を変えるインパクトをもつといわれながら、その実力を発揮し切れていない。今注目を集めるビッグデータも、役に立っているものはどれだけあるのか。2つを生かすのは「データを囲い込まないこと」「個人情報を守ること」これが本書の答えだ。

目次

第1章 なぜ、クラウドは広まらないのか
第2章 なぜ、情報を囲い込まないのか
第3章 データを囲い込まないと何が起こるのか
第4章 クラウドとデータの今―個のデータをめぐる競争
第5章 データを活かすクラウド
第6章 クラウドとデータの歴史
第7章 個人情報経済がやってくる

著者等紹介

柴田英寿[シバタヒデトシ]
1992年早稲田大学政治経済学部卒業。大学時代のプログラミングの経験から文系学部卒業ながらシステムエンジニア(SE)に。米国Washington Universityに留学。1998年MBAを取得。SEとしての特許執筆の経験と米国留学の経験から、当時あまりなかった特許に経営学を持ち込む着想をもつ。知財の民間研究団体「ビジネスIPR」を創設。そのかたわら日本知財学会の創設に理事として参画。第一回研究発表会を当時としては珍しいエンターテイメントなスタイルで運営する。同時期に東大先端科学技術研究センター講師として特許をもとに事業を創造する講座を開始。2007年からはボランティア化し、“アントレプレナーシップ論オープンスクール”として手づくり感覚で現在まで11年継続(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aya-ayu

2
なぜ進まないのか、というよりも、進めるとしたらどうすればいいか、という話。データを抱え込まずにオープンにする。個人情報を個人がコントロールできるようにする。オーダメイド化で個人が情報を提供する見返りを最大化する。データを適切に(かつ自由に)活用できるようにすることで(しないと)、ビジネスは一層広がるでしょう(広がらない)。みなさんのレビューを見ると本書の評価が低いようですが、言っていることはそんなに悪い内容ではないと思いました。2015/08/10

ももぶー

2
期待とはちょっと違ったかな。クラウド化とビッグデータ活用が進まない要因=個人情報(データ)の活用が進んでいない。確かにそうですが、もっと他の要因を学びたかったです。2013/05/08

Maiko Nishioka

1
技術的な内容はほぼなし。ベンチャーを起こそうと思っている人向けで、今こうゆう流れがあって、それを利用したこうゆうサービスがあって、それはこうゆう経緯で始まってたり派生したりというのが主な内容のように感じました。国内より海外のベンダーやサービスの紹介が多いのも特徴だと思います。グローバルと縁遠いわたしには名称が入りにくい入りにくい。笑。ただ、業界全体をざっくりつかんだり、有名どころのベンダーやサービスをまとめて知れたという分では活かせるところはあったのかなと思いました。2013/04/15

ブルーローズ

0
2013年4月28日読了。とある事例を軸にこの話題が進むので、汎用的ではないように思った。2013/05/04

しまちゃん

0
クラウドという仕組みが世間で広まるには、まだまだ課題がありそうです。「情報を囲い込まない」という信念と「個人情報を守る」という秩序が「クラウド化」と「ビッグデータ活用」には必要なようです。2013/05/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5761313
  • ご注意事項