両利きの経営―「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く (増補改訂版)

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両利きの経営―「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く (増補改訂版)

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  • サイズ 46判/ページ数 520p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492534519
  • NDC分類 335.1
  • Cコード C3034

出版社内容情報

既存事業を深め、新規事業を育てる「両利き」こそ、DX・コロナ時代を生き抜く知恵だ。
世界のイノベーション研究の最重要理論「両利きの経営」に関する初の体系的な解説書の増補改訂版。前版は2019年2月に刊行され、経営実務の世界でも大きな話題になった。本書は、2021年9月に刊行された原書第2版の翻訳である。豊富な事例を挙げて、成功の罠にはまった企業・リーダーと、変化に適応して成長できたそれとを対比させながら、イノベーションで既存事業を強化しつつ(深化)、従来とは異なるケイパビリティが求められる新規事業を開拓し(探索)、変化に適応する両利きの経営のコンセプトや実践のポイントを解説する。これは、多くの成熟企業にとって陥りがちな罠であり、イノベーション実現に必要な処方箋が、この理論の中にある。ネットフリックス、アマゾン、富士フイルム、AGCなど、企業事例を豊富に収録。日本企業への示唆も多い。改訂にあたっては、第4章(企業文化)と第7章(イノベーションの3つの規律)などが追加されている。入山章栄氏(学術的な観点から)、冨山和彦氏(実務家の観点から)による「解説」を収録。

目次
第1部 基礎編:ディスラプションに向き合うリーダーシップ
第1章 イノベーションという難題
第2章 探索と深化
第3章 イノベーションストリームとのバランスを実現させる
第4章 競争優位/競争劣位としての組織文化

第2部 実践編:イノベーションのジレンマを解決する
第5章 7つのイノベーションストーリー
第6章 実行面で成否を分ける紙一重の差
第7章 イノベーションの3つの規律三領域

第3部 飛躍する:両利きの経営を徹底させる
第8章 両利きになるための4つの要件
第9章 両利きをドライブさせるリーダーシップと幹部チーム
第10章 変革し続けるために

解説
いま何よりも「両利きの経営」が求められている(入山章栄)
DX・GX時代の「両利きの経営2.0」の登場(冨山和彦)

著者略歴
著・文・その他:チャールズ・A・オライリー

チャールズ・A・オライリー
スタンフォード大学経営大学院教授
カリフォルニア大学バークレー校で情報システム学の修士号、組織行動論の博士号を取得。同校教授、ハーバード・ビジネススクールやコロンビア・ビジネススクールの客員教授などを経て現職。専門はリーダーシップ、組織文化、人事マネジメント、イノベーションなど。スタンフォード大学のティーチングアワードやアカデミー・オブ・マネジメント生涯功労賞などを受賞。また、ボストンのコンサルティング会社、チェンジロジックの共同創業者であり、欧米やアジアの幅広い企業向けにコンサルティング活動やマネジメント研修(破壊に対応するための企業変革や組織刷新、リーダーシップなどのプログラム)に従事してきた。スタンフォード大学のSEP(エグゼクティブ・プログラム)でも教鞭を執る。主な著書にWinning Through Innovation(邦訳『競争優位のイノベーション』ダイヤモンド社)、Hidden Value(邦訳『隠れた人材価値』翔泳社)などのほか、論文や記事の執筆も多数。


著・文・その他:マイケル・L・タッシュマン

マイケル・L・タッシュマン
ハーバード・ビジネススクール教授
コーネル大学で科学修士号、マサチューセッツ工科大学(MIT)で組織行動論の博士号を取得。コロンビア大学教授、MIT客員教授、フランスINSEAD教授などを経て現職。専門は技術経営、リーダーシップ、組織変革など。アカデミー・オブ・マネジメント特別功労賞や全米人材開発機構(ASTD)生涯功労賞などを受賞。また、ボストンのコンサルティング会社、チェンジロジックの共同創業者であり、コンサルティング活動やマネジメント研修に従事。ハーバード・ビジネススクールのAMP(アドバンスト・マネジメント・プログラム)、マネジメント育成・変革リーダーシップ・組織刷新プログラムのファカルティ・ディレクターも務める。主な著書にWinning Through Innovation(邦訳『競争優位のイノベーション』ダイヤモンド社)、Competing by Design(邦訳『競争優位の組織設計』春秋社)などがある。

翻訳 監修:入山 章栄

入山 章栄(イリヤマ アキエ)
早稲田大学ビジネススクール教授
1972年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所で主に自動車メーカーや国内外政府機関へのコンサルティング業務に従事した後、2008年にピッツバーグ大学経営大学院よりPh.D.を取得。ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクールのアシスタントプロフェッサーを経て、2013年より現職。専門は経営戦略論、国際経営論。主な著書に『世界標準の経営理論』(ダイヤモンド社)、『世界の経営学者はいま何を考えているのか』(英治出版)、『ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学』(日経BP社)のほか、Strategic Management Journal、Journal of International Business Studiesなどの国際的ジャーナルへの論文発表も多数。

解説:冨山 和彦

冨山 和彦(トヤマ カズヒコ)
株式会社経営共創基盤(IGPI)グループ会長
1960年東京都生まれ。東京大学法学部卒業、スタンフォード大学経営学修士(MBA)、司法試験合格。ボストン コンサルティング グループ、コーポレイト ディレクション代表取締役を経て、2003年に産業再生機構設立時に参画し、COOに就任。2007 年の解散後、IGPIを設立。2020年10月より現職。日本共創プラットフォーム(JPiX)代表取締役社長、パナソニック社外取締役、経済同友会政策審議委員会委員長。財務省財政制度等審議会委員、内閣府税制調査会特別委員、内閣官房まち・ひと・しごと創生会議有識者、国土交通省インフラメンテナンス国民会議議長、金融庁スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議委員、経済産業省産業構造審議会新産業構造部会委員などを務める。主な著書に『なぜローカル経済から日本は甦るのか』(PHP新書)、『コロナショック・サバイバル』『コーポレート・トランスフォーメーション』(いずれも文藝春秋)などがある。

翻訳:渡部 典子

渡部 典子(ワタナベノリコ)
翻訳家
ビジネス書の翻訳、記事執筆、編集などに従事。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。研修サービス会社などを経て独立。主な訳書に『プラットフォーム・レボリューション』『リバース・イノベーション』(いずれもダイヤモンド社)、『バフェット 伝説の投資教室』(日本経済新聞出版社)、『トレイルブレイザー』(東洋経済新報社)、『NOKIA 復活の軌跡』(早川書房)などがある。

内容説明

企業経営の新たな定番。最新「両利きの経営」がすべてわかる。企業文化、変革の手順など大幅加筆。既存事業を深め、新規事業を育てる「両利き」こそ、DX・コロナ時代を生き抜く知恵だ!ネットフリックス、アマゾン、富士フイルム、AGCなど、企業事例を豊富に掲載。

目次

第1部 基礎編―ディスラプションに向き合うリーダーシップ(イノベーションという難題;探索と深化;イノベーションストリームとのバランスを実現させる;競争優位/競争劣位としての組織文化)
第2部 実践編―イノベーションのジレンマを解決する(七つのイノベーションストーリー;実行面での成否を分ける紙一重の差;イノベーションの三つの規律)
第3部 飛躍する―両利きの経営を徹底させる(両利きになるための四つの要件;両利きをドライブさせるリーダーシップと幹部チーム;成功し続けるために)

著者等紹介

オライリー,チャールズ・A.[オライリー,チャールズA.] [O’Reilly,3,Charles A.]
スタンフォード大学経営大学院教授。カリフォルニア大学バークレー校で情報システム学の修士号、組織行動論の博士号を取得。同校教授、ハーバード・ビジネススクールやコロンビア・ビジネススクールの客員教授などを経て現職。専門はリーダーシップ、組織文化、人事マネジ・ント、イノベーションなど。スタンフォード大学のティーチングアワードやアカデミー・オブ・マネジメント生涯功労賞などを受賞。また、ボストンのコンサルティング会社、チェンジロジックの共同創業者であり、欧米やアジアの幅広い企業向けにコンサルティング活動やマネジメント研修(破壊に対応するための企業変革や組織刷新、リーダーシップなどのプログラム)に従事してきた。スタンフォード大学のSEP(エグゼクティブ・プログラム)でも教鞭を執る

タッシュマン,マイケル・L.[タッシュマン,マイケルL.] [Tushman,Michael L.]
ハーバード・ビジネススクール教授。コーネル大学で科学修士号、マサチューセッツ工科大学(MIT)で組織行動論の博士号を取得。コロンビア大学教授、MIT客員教授、フランスINSEAD教授などを経て現職。専門は技術経営、リーダーシップ、組織変革など。アカデミー・オブ・マネジメント特別功労賞や全米人材開発機構(ASTD)生涯功労賞などを受賞。また、ボストンのコンサルティング会社、チェンジロジックの共同創業者であり、コンサルティング活動やマネジメント研修に従事。ハーバード・ビジネススクールのAMP(アドバンスト・マネジメント・プログラム)、マネジメント育成・変革リーダーシップ・組織刷新プログラムのファカルティ・ディレクターも務める

入山章栄[イリヤマアキエ]
早稲田大学ビジネススクール教授。1972年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、同大学大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所で主に自動車メーカーや国内外政府機関へのコンサルティング業務に従事した後、2008年ピッツバーグ大学経営大学院でPh.D.を取得。ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクールのアシスタントプロフェッサーなどを経て、2019年より現職。専門は経営戦略論、国際経営論

渡部典子[ワタナベノリコ]
ビジネス書の翻訳、記事執筆、編集などに従事。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。研修サービス会社などを経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よっしー

6
両利きの経営とは、既存事業を深化しながら新規事業を探索すること。伝統ある企業であっても、既存の事業を貫いているだけではなく、新たな分野に挑戦し続けて現在がある。結論として、企業の持続的発展はリーダーにかかっている。両利きの経営の要素は、組織の明確な戦略的意図、経営陣の保護や支援、対象を絞って統合された適切なアーキテクチャー、共通のアイデンティティが必要。没落していく企業と発展し続ける企業の違いがよくわかった。2022/09/19

スクワッター

3
名著。旧版を読んだ人も、こちらのバージョンを読んだ方が良いです。アイディエーション、インキュベーション、スケーリングのフレームワークは、大企業だけでなくメガベンチャーやスタートアップでも役に立つ点あり。2023/07/23

しゅうこう

2
「探索」と「深化」かぁ…。一部の企業の成功例が載ってるけど、その他の企業が即座に倣えるようなレベルの話じゃないなと思った。よく日本でイノベーションが起こらない理由として、米国企業にいるようなカリスマ的なアーキテクトがいないことが原因という話がある。この「探索」と「深化」だって、圧倒的なアーキテクトの支配下でやる方が上手く行くのではと思ってしまった。日本企業が同じマインドになったら確かに強いだろうけど、足並み揃えることを重んずる文化では、そもそもこういう新しい考え方の浸透が難しいんだよな。2024/04/02

Masa

2
これ、ビジョナリーカンパニーにも通じる内容で、なかなかおもしろかった。深化と探索…結局は経営者のリーダシップと決断力・判断力の違いなんだろうなとつくづく思う。 じゃぁなぜ、わかっているのに決断し行動できないのか? ひとつは四半期単位で決算報告を求められる今の制度。企業は社会の中で信頼される必要があるので安定性・確実性が絶対条件、そのためには深化に偏っていかざるを得ないのだろう。それに拍車をかけるのが、経営陣の保守的な考え方と責任感の欠如。ビジネスの芽よりリスクを優先するようでは新しいアイデアは生まれない。2022/10/09

もなこ

1
2・7・8章のみ読了。新規事業に時間とお金を割かないとなぁ(泣)。2024/04/11

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