出版社内容情報
海外M&Aに携わるすべての実務家、海外M&Aで経営の活路を開きたい経営者必読の書。
・日本を代表する製造業企業6社が海外M&Aで世界トップクラスになった経営戦略を分析。
・GM、グーグル、日産=ルノー、といった、市場トップをとった企業のM&A戦略も整理。
・グローリー、ダイキン工業、DMG森精機、日本板硝子、堀場製作所、村田製作所という製造業企業が
実践した「新結合の経営」とは何か。成功の秘密を紐解く。
・著者の前著『海外企業買収 失敗の本質』は第9回M&Aフォーラム賞を受賞。研究者、実務家の間で高く評価。
・両利きの経営、(シュンペーターの)新結合の概念を使いながら、海外M&Aの成功の条件を示す。
・日本企業の武器である知識創造、モノづくりに加えて、海外M&Aをどう使っていくのか、戦略を示す。
内容説明
知識創造、モノづくりに続く、競争力の源泉。海外M&A成功の法則とは。日本を代表する製造業企業のケースを紹介。
目次
第1部 成長戦略の現状を分析する(21世紀の海外成長戦略―成長は実現したか;海外M&Aの戦績)
第2部 買収の役割を問い直す(買収と経営;買収と寡占形成(1)GM100年の盛衰
買収と寡占形成(2)グーグルの勃興
アライアンスと寡占形成―日産自動車とルノーの相乗効果)
第3部 買収後の現場から学ぶ―海外M&Aで飛躍した日本企業の経営(グローリー―カンパニー制による自主性尊重の経営;ダイキン工業―求心力・遠心力の経営;DMG森精機―One Brand for the Worldによる互恵の経営;日本板硝子―小が大を呑む経営;堀場製作所―飛び地を環状に結ぶ経営;村田製作所―Innovation in Electronics)
第4部 海外M&Aで新結合の経営を実現する(Post‐Merger Innovation)(買収モデルと組織設計;新結合の経営)
著者等紹介
松本茂[マツモトシゲル]
京都大学経営管理大学院特命教授、城西国際大学大学院教授。神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。20年にわたり、外資投資銀行などで、米国や中国など20カ国50を超える海外企業とのクロスボーダーM&A案件に助言。著書に『海外企業買収 失敗の本質 戦略的アプローチ』(第9回M&Aフォーラム賞正賞受賞)。2020年、京都大学経営管理大学院より優秀教育賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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