アメリカの世界戦略に乗って、日本経済は大復活する!

電子版価格
¥1,320
  • 電書あり

アメリカの世界戦略に乗って、日本経済は大復活する!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492395851
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C3033

出版社内容情報

シェールガス革命で沸き立つアメリカ経済。なぜアメリカは日本を必要とするのか。日米同時復活のシナリオを描く。

米国住宅バブル崩壊、欧州債務危機を的確に予見したカリスマ経済評論家による次なる大予測とは?

アメリカが自らの世界戦略を達成するためには、強い日本経済の存在が必要不可欠となる――。
シェールガス革命は「21世紀最大のイノベーション」です。モノづくりを根本から変えるだけでなく、今の「石油社会」を「ガス社会」に変えるという意味でも、18世紀にイギリスで起こった産業革命に次ぐ「第2次産業革命」と言っても過言ではないのかもしれません。しかし、シェールガス革命の光の面が「アメリカ経済の復活をもたらす」ということであるならば、闇の面は「世界のエネルギーの勢力図を一変させ、既存の資源国を苦況に追いやる」ということになるでしょう。
こういった世界経済の二極化が進む中で日本経済が復活するためには、日本は米国と強力なタッグを組むこと、すなわちアメリカの世界戦略に乗ることしか選択肢はありえません。幸い、アメリカが自らの世界戦略を達成するためには、日本の協力が必要不可欠となっています。これは日本にとっても千載一遇のチャンスです。要は、日本国民が真に豊かな生活を送ることができるようになるには、日本の政治が世界の情勢とアメリカの世界戦略を理解して、当たり前の判断さえできればいいわけです。
(「プロローグ」より要約抜粋)

【目次】
プロローグ アベノミクスは歴史の教訓から何も学んでいない
第1章 アベノミクスによるデフレ脱却は間違っている
第2章 アメリカ経済が先進国の中でいち早く復活できる
第3章 アメリカの世界戦略に乗れば、日本経済は間違いなく復活できる
第4章 世界最強の日本企業が経済復活を後押しする

第1章 アベノミクスによるデフレ脱却は間違っている

安倍政権のデフレ対処方法は間違っている
大規模な金融緩和は国民の生活を疲弊させる
大幅な通貨安も国民の生活を困窮させる
安倍政権による金融緩和と円安は、日本の未来をどう変えるのか?
安倍政権が誕生しなくても、急激な円高は是正されていた

第2章 米国経済が先進国の中でいち早く復活する

2013年のアメリカ経済は「失われた10年」の7年目にあたる
シェールガス革命は米国経済にとっての救世主となる
アメリカは再び「世界の工場」として復活する
アメリカ経済が復活することで世界的なデフレが始まる
シェールガス革命により原子力や自然エネルギーは普及しなくなる
TPPの先には「経済版NATO」構想がある

第3章 米国の世界戦略に乗れば、日本経済は間違いなく復活できる

経済の安定は安全保障なくして成立しない
シェールガス革命によって中東やロシアの没落が始まる
日本はシェールガス革命でエネルギー安全保障を確立せよ
TPP参加で日米の強力タッグが完成する
TPPで日本は復活し、中国は没落する
TPPは日本の農業を再生させることができる
政治に当然の決断ができれば、日本経済の未来は明るいはずだ

第4章 世界最強の日本企業が経済復活を後押しする

日本の家電メーカーはなぜ敗北を喫したのか
日本の家電メーカーの苦境はこれから始まる
日本企業はアジア勢が模倣できない分野で収益を上げよ
日本の自動車産業は世界最強だ!
「擦り合わせ」技術こそが日本製造業の切り札になる
シェールガス革命が日本の製造業を大復活させる
日本経済復活のために、日本的経営の精神を取り戻せ

【著者紹介】
中原圭介(ナカハラ ケイスケ)
アセットベスト・パートナーズ代表取締役
経営・金融のコンサルティング会社「アセットベストパートナーズ株式会社」の経営アドバイザー兼エコノミストとして活動。企業・金融機関への助言・提案や富裕層の資産運用コンサルティングを行う傍ら、執筆・セミナーなどで経営教育・金融教育の普及に努めている。経済や経営だけでなく、歴史や心理学など、幅広い視点から経済や消費の動向を分析し、予測の正確さには定評がある。主な著書に『これから世界で起こること』(東洋経済新報社)、『経済予測脳で人生が変わる!』(ダイヤモンド社)、『騙されないための世界経済入門』(フォレスト出版)、『お金の神様』(講談社)などがある。

内容説明

米国住宅バブル崩壊、欧州債務危機を的確に予見したカリスマ経済評論家による次なる大予測とは。

目次

第1章 アベノミクスによるデフレ脱却は間違っている(安倍政権のデフレへの対処方法は間違っている;大規模な金融緩和は国民の生活を疲弊させる ほか)
第2章 アメリカ経済が先進国の中でいち早く復活する(2013年のアメリカ経済は「失われた10年」の7年目にあたる;シェールガス革命はアメリカ経済にとって救世主となる ほか)
第3章 アメリカの世界戦略に乗れば、日本経済は間違いなく復活できる(経済の安定は安全保障なくして成立しない;シェールガス革命によって中東やロシアの没落が始まる ほか)
第4章 世界最強の日本企業が経済復活を後押しする(日本の家電メーカーはなぜ敗北を喫したのか;日本の家電メーカーの苦境はこれから始まる ほか)

著者等紹介

中原圭介[ナカハラケイスケ]
経営・金融のコンサルティング会社「アセットベストパートナーズ株式会社」の経営アドバイザー兼エコノミストとして活動。企業・金融機関への助言・提案や富裕層の資産運用コンサルティングを行う傍ら、執筆・セミナーなどで経営教育・金融教育の普及に努めている。経済や経営だけでなく、歴史や心理学など、幅広い視点から経済や消費の動向を分析し、予測の正確さには定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T坊主

7
1)TPPに大いに賛成のように書かれているが、マスコミで騒がれていない部分での罠があるような気がする。したたなアメリカは一石三鳥、四鳥位の事を考えているのではないか。2)シェールガスにより原子力、自然力発電は普及しなくなる。 いら菅による電力量に上乗せ策は愚策だったのでは。3)燃料電池車(水素)はこれから有望。4)トヨタに見習え。5)経営の本質は差別化。6)権威の前では反論しない人間の病理、為政者、学者、評論家は歴史の教訓を学んでいるのだろうか?7)米経済が復活するという事は、デフレ下の景気回復をする事2015/05/06

よし

4
面白くて一気読み。流行りのリフレに傾倒していた自分にとってはやや違和感のある内容(所得は下がってもそれ以上に物価がさがれば、実質賃金は上がるのでデフレの方が良い。シェール革命によってエネルギーのコストが大幅に下がるので円高の方が良い。)ではある。しかし現在の状況を翻って見ると、大規模金融緩和がいわゆるブタ積み状態となり、目詰まりに。しかも輸入コスト増により物価のみが上昇。著者の未来予測が恐ろしいほど当たっている。なんかいろいろ分からなくなってきたよ…。2014/12/17

芸術家くーまん843

2
『アメリカの世界戦略に乗って、日本経済は大復活する!』中原圭介・著 東洋経済新報社米国住宅バブル崩壊、欧州債務危機を予見したカリスマエコノミスト、中原圭介さんによる一冊。アベノミクスにより円安が進み、株価も上がっている状況ですが、国内にばかり目を向けていては、今後の日本経済の正しい姿は見えてきません。そこで本書では、重要なファクターであるアメリカ経済と、成長著しいアジア諸国の今後を論じ、それが日本経済にどう影響を与えるかを予測しています。なかでも著者が注目するのは、アメリカで起こっている「シェールガス革命2013/04/19

助作

1
後半は昨今の「日本って本当はすごいんだ」の論調になってしまっていたが、世界経済の状況分析は秀逸。2015/01/28

terry

1
米国のシェールガス革命により経済の基盤は大きく変化し、良いデフレが始まる。日本は米国とより緊密な同盟関係を結んでいくべき。成程とは思うが米国は本当に日本の同盟国たるのか?良いデフレなどありうるのか?疑問は残る。ただトヨタやコマツの日本企業としての姿勢は素晴らしいと思う。読後感としては何となく日本の未来に期待は持てるかな・・・。2014/01/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6507397
  • ご注意事項