起業の天才!―江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男

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起業の天才!―江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男

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  • サイズ 46判/ページ数 476p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492062166
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C3034

出版社内容情報



財界総理に「虚業」とさげすまれたリクルート。2018年の世界時価総額トップ10は、みな「虚業」
だった。
誰よりも未来を読み解き、「情報」と「情報集約」の価値に気付き、「昭和のグーグル」を立ち上
げながら、エスタブリッシュメントに潰された男=江副浩正・リクルート創業者。しかし江副のDNA
は、たしかにリクルートに残されていた。
不遇の生涯を歩みながら「最強企業」の礎を築いた天才の生涯をドラマチックに描く。

プロローグ1984:虚業家と呼ばれた男
第一章1960:安保とリクルート
第二章再び1984:ジキルとハイド
第三章1988:リクルート事件日本の運命を変えた年
第四章1992:バブル崩壊リクルートを去った神
第五章2003:江副の徹底抗戦、江副チルドレンの奇跡
第六章2013:天才の孤独死とリクルートの変貌
エピローグ2014:虚業、三十年後の大逆襲

内容説明

グーグルの「検索」を先取り。独自の「クラウド・コンピューティング」。読売新聞と「全面戦争」。電通から「広告」を奪う。日・米・欧を結ぶ「コンピューター・ネットワーク」。世界の「コンピューターの天才」をかき集める…日本にも、こんな経営者がいた!

目次

第1部 1960(ユニコーンの誕生;紙のグーグル;進撃のダイバーシティー;「日本型経営」を叩き潰せ;APPI;打倒Y)
第2部 1984(江副か稲盛か;森田の未来、真藤の未来、江副の未来;情報の海へ―ALL HANDS ON DECK!(総員配置につけ!))
第3部 1989―昭和の終焉・平成の夜明け(変容;情報が人間を熱くする;世紀のスクープ;反転;「おまえら。もっといかがわしくなれ!」)

著者等紹介

大西康之[オオニシヤスユキ]
1965年生まれ。愛知県出身。1988年早稲田大学法学部卒業、日本経済新聞社入社。欧州総局(ロンドン)、日本経済新聞編集委員、日経ビジネス編集委員などを経て2016年4月に独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

139
江副浩正氏の足跡を綴った読み応えのあるㇽポルタージュ。求人情報誌や住宅情報誌の事業化に向けて邁進する若者たちの奮闘の物語に胸打たれるだけに、その後、不動産や株取引に心を奪われて健全性を失ってゆく江副氏の姿が哀れである。一方、「リクルート事件」が、実は一種の社会的リンチであったという複雑な背景を知り愕然とする。人格として共感を覚える部分は少ないが、江副氏は、「情報」の価値を逸早く見抜いた稀代の起業家だったんだろう。そんな彼を、ベゾス氏やペイジ氏になれないようにしたのは、日本社会の偏狭さなのかもしれない。2021/06/11

ひろき@巨人の肩

124
起業家としてのリクルート創業者・江副浩正。就職において「企業情報」の需要と供給をマッチングした「情報誌」は正に「紙のグーグル」という情報革命。自らも採用狂で社訓「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変える」のもとリクルートをティール型組織にする。その後クラウドサービス構想中にリクルート事件により失脚。日本には、グーグル行動規範"Don't be evil"の倫理観を説く、起業家育成の社会システムがなかった事が悔やまれる。事件後、江副さんから巣立つリクルートに、ティール型組織のリーダーの悲しい性を見た。2021/06/24

TakaUP48

76
「情報が人間を熱くする」。誰もが気づかなかった、情報を金にしたリクルート創設者・江副浩正の話。”田舎・優秀女子・青田刈”の「採用狂」は、目の前で体験した。今も、そのDNAは受け継がれているという。「君はどうしたいの?」「圧倒的な当事者意識」「PC制度」が、自立した社員を作り、世に多くの人材を輩出している。グーグル登場の38年前にマッチングの可能性に気づいていた男の出現には驚く。朝日新聞等のメディアは江副を「悪の帝国」に仕立て上げ、出る杭叩きの地検特捜部に叩かれ、日本の経済はすっかり遅れを取ってしまった!2021/11/17

速読おやじ

68
予想以上に面白かった。バブル入社世代としては所謂リクルート事件は衝撃的だったので、江副さんへの印象は決して良くはなかったが、時間が経ってみると出る杭は打たれる(その後のホリエモンと同じ)パターンで検察にやられたんだろうなとは想像していた。本書は江副擁護派なのでそのあたりは割り引くとしても、江副さんの半ば狂気的なビジネスの作り方が超絶面白くて、そのDNAはリクルートに根付いているんだろうなと思った。帯の「ベゾスは部下だった」はウソやけどね(笑)2022/07/27

harass

52
リクルートを創業した江副の評伝。近年の米国IT長者たちの考えなどで彼を再評価する。60年代に情報に目をつけバブルにも乗り時代の寵児となる。不動産求人の広告でやられっぱなしのマスコミの怨嗟と当時の政局もあり違法でもなかった未上場株の贈収賄として逮捕されることに。逮捕直前には今のAWSと同じアイデア、世界中にレンタルサーバー基地をつくり24時間貸しだす、の計画を実行中だったとは。求人、転職、不動産、中古車などの求められる情報を求める人に与えるというのは、今のGoogleだ。それを60年代に。うーむ。おすすめ。2024/02/20

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