出版社内容情報
コンサルタント視点の闘病記。問題解決とプロジェクトマネジメントで入院・療養生活を乗り越える。職場復帰する人の参考書。
著・文・その他:山添 真喜子
山添 真喜子(ヤマゾエ マキコ)
コンサルタント
1974年12月東京生まれ。大学卒業後、ITコンサルティングファーム(アクセンチュア)、監査法人(KPMG)、環境コンサルファーム(ERM日本)と外資系企業を渡り歩き、米コロンビア大学で行政学修士課程を修了。帰国後、国内系の総合シンクタンクに入社し、サステナビリティ分野を専門とするコンサルタント(主任研究員)として活躍。31歳と36歳に出産し、2人の娘を育てながら管理職となる。複数のプロジェクトのマネージャーをしている最中に、会社の健診で急性リンパ性白血病が発覚。2018年7月末~2019年4月まで大学病院に入院し、9か月に渡る抗がん剤治療を乗り越え退院。2020年8月に在宅にて維持療法を終了し、復職に向けて体調を整える日々を送る(2021年復職予定)。1997年国際基督教大学教養学部卒業。2006年 Columbia University, School of International and Public Affairs卒業。
内容説明
40代の二児の母にして、フル稼働中のプロジェクトマネージャーが白血病に。コンサルスキルを活用して闘病・入院生活を乗り切る!
目次
コンサルだった私が自分に課した、3つのルール 人生に突如発生する「電源オフ」を乗り越える術
闘病のモチベーション維持に直結する、病名公表 誰に、何を、どこまで伝えるか?
病院でのプロジェクトチーム編成 最高のチームメイト、見つけました
ゴールを見極めての食事法 入院中の、攻める食のススメ
自分を守るために有効なツール 長期入院生活をサバイブするのに必要なスキル
無限の時間を前提とした、プロジェクトの進め方 時間は絞り出すものではなく、じょうろの水のように注ぐもの
白血病につきもののトラブルへの対応 髪が抜けたら、たわし頭のケアを大切に
治療スペースは、機能性重視で!大きな声ではいえませんが、無菌室推しの私です
患者もプロジェクトメンバーだと気づくべし 寄り添ってほしいなら、物言う患者になりましょう
患者向け参加型研修の必要性 患者向け研修があったら絶対に参加したのに、と思うわけ
入院中の意思決定も、フレームワークを無意識に活用していた話 思いがけない二者択一問題に、どう答えたか?
想定外シナリオへの対処法 白血病治療で手が麻痺する?
先取りテレワーク?病院と家をつなぐもの 入院中の遠隔子育て
入院期間中、受験勉強をどう乗り切った? 母親が大病しても、奇跡は生まれない中学受験
復活の誓いのきっかけは、カワセミだった 治療中に、鳥を好きになったわけ
再会の場となった病室 病が復活させた休眠フレンズ
自分と向き合う時間に必要だったもの 大部屋生活は、音楽で乗り切る!
想定外のトラブル発生が退院後も続いた 自分の病気が、なんなのかわからなくなった話
ProblemからIssueに、そしてMatterになった白血病治療 新たな生活、新たな出会い
著者等紹介
山添真喜子[ヤマゾエマキコ]
1974年12月東京都生まれ。大学卒業後、ITコンサルティングファーム(アクセンチュア)、監査法人(KPMG)、環境コンサルティングファーム(イー・アール・エム日本)と外資系企業を渡り歩き、米コロンビア大学で行政学(環境政策)修士課程を修了。帰国後、国内系の総合シンクタンクに入社し、サステナビリティ経営を専門とするコンサルタント(主任研究員)として活躍。30代で出産し、2人の娘を育てながらプロジェクトマネージャーとして多忙な日々を送っていたが、会社の健康診断で急性リンパ性白血病が発覚。2018年7月末~2019年4月まで大学病院に入院し、9カ月にわたる抗がん剤治療を乗り越え退院。2020年8月に在宅にて維持療法を終了し、復職に向けて体調を整える日々を送る(2021年復職予定)。1997年国際基督教大学教養学部卒業。2006年Columbia University,School of International and Public Affairs卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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