出版社内容情報
「考えがまとまらない」「アイデアが出ない」。そんな悩みは「図」で考えればうまくいく! 人気大学教授の一生モノの思考メソッド!
内容説明
なぜ頭のいい人は図を描いて考えるのか?MBA/Ph.D.×外資系コンサル×大学教授としてビジネスの最前線で30年考え続けてきた著者が誰でもできる「深く考える」メソッドを体系化!
目次
図で考えると仕事も人生もうまくいく
1 基礎編(なぜ図を使うと考えが深まるのか;「概念図」を描いて考えてみよう)
2 実践編(使える型(ピラミッド;田の字;矢バネ;ループ)
図で考える達人になる)
著者等紹介
平井孝志[ヒライタカシ]
筑波大学大学院ビジネスサイエンス系教授。東京大学教養学部卒業、同大学大学院理学系研究科修士課程修了。マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院MBA。早稲田大学より博士(学術)。ベイン・アンド・カンパニー、デル(法人マーケティング・ディレクター)、スターバックスコーヒージャパン(経営企画部門長)、ローランド・ベルガー(執行役員シニアパートナー)などを経て現職。早稲田大学大学院経営管理研究科客員教授、株式会社キトー社外取締役、三井倉庫ホールディングス株式会社社外取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
breguet4194q
133
要するにフレームワークの本です。様々な問題をクリアにしていく過程とその解決方法を紹介しています。読者の職種によっては即戦力になる部分も多いと思いました。著者の結論として「フレームワークに振り回されるな」ということ。最後に「自分のキャリア」と「家族との幸せ」との最適解を見いだす為に、解決策を提案するアプローチは嬉しかったです。2023/01/15
徒花
114
うーん、まあまあ。図で考えることで自分の思考が整理され、人に説明しやすくなる、ということ。そのために使いやすい図の種類と作り方について解説してくれている。悪くはないんだけど、読んでいてあんまり「やってみよう」っていう感じが沸き起こらない。正しいんだろうし、いいんだろうけど、ふーん、で終わる感じ。2022/02/13
se1uch1
87
企画の部署ではないから関係ないかと思いつつ、100%正解のない問題に対して答えを出していくということはどんなビジネスにもあてはまる。思考のOSとして、深く考えるためのヒントを学ぶことができたと思う。図で考えることは本質を理解するのに役立つ。それを言語化するのはまた別のスキルかもしれないが、まずは考えることについても着実に鍛えていきたい。2022/04/23
ネジ
40
★★★★★ シンプルな図を使って思考を構造化し整理、洗練する手法の紹介。個人的に『思考の整理学』を読んで以来、アイディアをノートに残すようにしてる。その際、イメージを具体化するために図を描いている。そんなこともあり、本書に興味があったが、体系的な図の使い方や種々の思考パターンの紹介があり期待以上だった。本書の内容を図でまとめることで読了としたい。 ①思考は図で描くことで洗練される。さらに、要素の関係や不足が見える化される。 ②図は丸、四角、矢バネで十分。 ③良いフレームワークを蓄積し、引き出しを増やす。2023/11/26
ミライ
37
思考を図解化して考える手法を解説した一冊。基礎編と実践編に分かれていて、基礎編で図解についての解説、実践編で「ピラミッド」「田の字」「矢バネ」「ループ」の4つの図解が解説される。4つの図解それぞれ、かなりのページを割いて深堀って、フレームワークや応用パターンも交えて説明されているので、非常に分かりやすかった。2020/09/25