アジアのハリウッド―グローバリゼーションとインド映画

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アジアのハリウッド―グローバリゼーションとインド映画

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  • サイズ A5判/ページ数 345p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784490206906
  • NDC分類 778.225
  • Cコード C0074

内容説明

活気づくインド経済。グローバル化の進展にともない、インド映画も越境している。盛んな映画人の海外進出、急増する外国ロケ、興行収入の急伸、コンテンツの欧米化、制作の大型化と国際化、海外市場の拡大…「越境するインド映画」の実像に迫る一冊。

目次

第1章 世界に雄飛するインド系フィルムメーカーたち
第2章 グローバル化するインド映画
第3章 いくつもの「ハリウッド」―地域的・言語的多元性のなかで
第4章 インド映画のパノラマ―ドキュメンタリー作品からボリウッド映画まで
第5章 エンターテインメント映画の舞台裏―娯楽映画産業の現況と未来
第6章 映画産業の担い手たち―叩き上げからエリートまで
第7章 インド映画と異文化理解―興業と研究の狭間で

著者等紹介

山下博司[ヤマシタヒロシ]
仙台市生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学、マドラス大学哲学科博士課程修了(Ph.D.)。専攻はインド地域研究・アジアを中心とする環境思想史。インドシナ、マレー、ジャワ、バリ等において南アジア・東南アジア交流史の調査活動にも従事。名古屋大学大学院国際開発研究科助教授(国際コミュニケーション講座)、東北大学大学院国際文化研究科助教授(比較文化論講座)等を経て、同研究科教授(国際環境システム論講座)

岡光信子[オカミツノブコ]
大阪府生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程修了、博士(文学)。現在、同研究科専門研究員。マドゥライ・カーマラージ大学に留学。専攻は文化人類学・宗教人類学。インド、インドネシア、シンガポール、マレーシア等において、ポップカルチャー、食、服飾、宗教儀礼、宗教組織の社会貢献などに関する現地調査を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Sanchai

4
2010年夏に購入してから、ずっと読んでいなかった本。著者が書き溜めていた研究論文を1冊にまとめたような内容だが、その後新しい映画はどんどん制作されてきていても、本書の内容は色あせるところはなく、インド映画について歴史、地理的広がり、制作にかかわる様々な人々、そして人材養成の制度など、様々な角度から述べられている。著者は元々タミル語の研究者らしいので、タミル映画への言及がかなり多く、ヒンディー映画で盛り上がっている読者には物足りなさがあるかもしれない。でも、そうした多様性が1国内にあるのがインドなのです。2014/12/31

nobuem

1
「ヒロインは美女なのになぜヒーローはそうでもないのか?」といった、日本人が漠然と持っているインド映画への疑問に対する、昨今のインドの社会事情を踏まえた上での解説が非常にわかりやすい。インド映画やインドという国に"だけ"詳しい人が書いた本ではないということは、サタジット・レイと黒澤明を比較するだけならまだしも清水崇との類似点についても触れられている箇所や、「ベッカムに恋して」の原題に込められた意味についての解説を読むとよくわかる。結構高いがインド映画に少しでも興味あるんだったら読む価値あり。2012/05/04

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