内容説明
活気づくインド経済。グローバル化の進展にともない、インド映画も越境している。盛んな映画人の海外進出、急増する外国ロケ、興行収入の急伸、コンテンツの欧米化、制作の大型化と国際化、海外市場の拡大…「越境するインド映画」の実像に迫る一冊。
目次
第1章 世界に雄飛するインド系フィルムメーカーたち
第2章 グローバル化するインド映画
第3章 いくつもの「ハリウッド」―地域的・言語的多元性のなかで
第4章 インド映画のパノラマ―ドキュメンタリー作品からボリウッド映画まで
第5章 エンターテインメント映画の舞台裏―娯楽映画産業の現況と未来
第6章 映画産業の担い手たち―叩き上げからエリートまで
第7章 インド映画と異文化理解―興業と研究の狭間で
著者等紹介
山下博司[ヤマシタヒロシ]
仙台市生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学、マドラス大学哲学科博士課程修了(Ph.D.)。専攻はインド地域研究・アジアを中心とする環境思想史。インドシナ、マレー、ジャワ、バリ等において南アジア・東南アジア交流史の調査活動にも従事。名古屋大学大学院国際開発研究科助教授(国際コミュニケーション講座)、東北大学大学院国際文化研究科助教授(比較文化論講座)等を経て、同研究科教授(国際環境システム論講座)
岡光信子[オカミツノブコ]
大阪府生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程修了、博士(文学)。現在、同研究科専門研究員。マドゥライ・カーマラージ大学に留学。専攻は文化人類学・宗教人類学。インド、インドネシア、シンガポール、マレーシア等において、ポップカルチャー、食、服飾、宗教儀礼、宗教組織の社会貢献などに関する現地調査を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Sanchai
nobuem