内容説明
インドネシアのジャワ島、バリ島を中心とするヒンドゥ=ジャワ文化の継承地域における、色彩感に富んだ音楽・舞踊・芸能を紹介。その文化の精華と変容を21世紀の視点で捉え、インドネシア芸術の今を幅広く探求。
目次
第1章 インドネシアの芸術―概観と基本的展望
第2章 ジャワの民衆芸能―変容する時代の中で
第3章 ジャワのガムラン音楽
第4章 バリ島の舞踊―その実際の姿
第5章 ワヤン―変貌続ける複合文化の華
第6章 バリ島の歌芝居アルジャ
第7章 バリ舞踊レゴン・クラトンにみるインドネシアの文化政策
第8章 聖人の力を伝える芸能―西ジャワ・チルポン
第9章 生活の中のバリ芸能、その意義と現状
第10章 バリ島の音楽と儀礼
著者等紹介
皆川厚一[ミナガワコウイチ]
ガムラン演奏家。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了。1983年~85年、文部省(現文部科学省)アジア諸国派遣留学生としてインドネシア国立芸術アカデミー(現インドネシア国立芸術大学)デンパサール校に留学。帰国後国内外で演奏活動を行いつつ毎年バリ島を訪れ、音楽・芸能の定点観測を継続中。現在、神田外語大学国際言語文化学科准教授。東京藝術大学音楽学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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