内容説明
レオナルド・ダ・ヴィンチが手がけた多岐にわたる活動を、あますところなく網羅したはじめての「レオナルド全書」。「自然科学」「芸術」「人と時代」―各分野における新進気鋭の専門家たちが、それぞれの分野におけるレオナルドの貢献と歴史的意義を詳細に解説した決定版。
目次
第１部 自然科学（レオナルドの解剖学；レオナルドと数学：レオナルドと工学 ほか）
第２部 芸術（レオナルドの絵画・素描；レオナルドと音楽；レオナルドと演劇 ほか）
第３部 人と時代（レオナルドの生涯と周辺―諸学にいたる道程；レオナルドの精神構造；キリスト者としてのレオナルド―図像の伝統と革新 ほか）
著者等紹介
池上英洋［イケガミヒデヒロ］
東京藝術大学大学院修士課程修了。恵泉女学園大学人文学部准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ばな
2
良書です。ダ・ヴィンチを総体的に理解するために真摯に企画されており、各分野から多くの専門家が稿を寄せています。絵画はもちろん、彼が目立つ業績を残していない数学や天文学を始め、後世の評価や、かの”最後の晩餐”の修復についても章が割かれています。著者が17人いらっしゃるのでところどころ各説の齟齬もみられますが、定説を決めがたい世界だと思いますので、かえってバランス良く感じられました。2011/05/28
響
0
各分野に分かれていて、それぞれ専門家が解説してくれていたので分かりやすかったと思う。しかし黄金率の解説の部分は専門用語が多用されていたので分かりにくかった。初めてレオナルドについての本を読んでみたが、本書はとてもまとまっていて満足できる内容だった。2011/05/17
