内容説明
ぜひあの人にこの思いを伝えたい…折々に感じたこと、深く考えたことを書きとめたい…自分の生きた証を記録しておきたい…少しでも面白みのある文章を目指そう。文章に魅力をつける技を文学作品から選りすぐった実例をもとに表現の方法と効果を考えた「読む辞典」。日々の文章表現にすぐ具体的に役立つ!!
目次
街角のレトリック
情報の操作―配列
多彩な反復―反復
韻律の快感―諧調
溢れる言語―付加
雄弁な沈黙―省略
婉曲度の幅―間接
多様な比喩―置換
人めく万物―擬人
引用の濃淡―多重
誇張の摩擦―拡大
逆説の刺激―矛盾
視点の機能―立場
成熟した“間”―余白
余情の滴り―残映
出会いの趣―冒頭
別れの風情―結尾
著者等紹介
中村明[ナカムラアキラ]
1935年9月9日、山形県鶴岡市の生まれ。国立国語研究所室長、成蹊大学教授を経て、母校早稲田大学の教授となり、現在は名誉教授。専攻は文体論・表現論。日本文体論学会代表理事、高等学校国語教科書(明治書院)統括委員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 美学 講談社学術文庫