出版社内容情報
江戸期に生きた女性たちの真の姿を、美しい絵とともに紹介。どんな服を着て、何を食べたか、洗濯や裁縫等まで階層別に詳細に解説。
あまり紹介されることのない江戸時代の女性たちの暮らしぶりを、文とカラーイラストで綴る。武家、商家、農民などに区分けして、それぞれの階層の女性の食事、洗濯、裁縫、結婚、そしてどのような家に住んでいたかを詳細に解説。好評書 『江戸衣装図鑑』の第2弾。
はじめに
凡例
序章――三つの背景 身分・家父長制・儒教
1章 武家の婦人
2章 商家の妻
3章 庶民の女の生業
4章 庶民の女房
5章 農家の女房
参考文献
索 引
内容説明
武家、商家、農民、それぞれの社会に生まれた女性たちがどのような仕組みの中で、いかなる生活を送ってきたのか。住居・食事・洗濯・裁縫・教育・仕事・結婚、育児…当時の暮らしぶりが、詳細な解説とともに鮮やかに描かれる。
目次
1 武家の婦人(武家社会の階層;武家の住居 ほか)
2 商家の妻(商家;豪商の妻 ほか)
3 庶民の女の生業
4 庶民の女房(江戸の町のしくみと住居;長屋のランク ほか)
5 農家の女房(農家の階層と家族;上層農の暮らし ほか)
著者等紹介
菊地ひと美[キクチヒトミ]
江戸衣装考証家。文筆業。日本画家。衣装デザイナーを経て、早稲田大学で学び、江戸に関わる著作活動(絵と文)に入る。2002年から始まった日本橋再開発に作品が起用され、この作品は現在、江戸東京博物館正門前の外通路に、拡大版(30メートル)として展示されている。また、古典やまと絵を描く日本画家(画号・菊地一美)でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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真理そら
tom
goodchoice