内容説明
奥地へ行くほど見えてくる人間生活の原点！現代文明社会の在りかたを問う。
目次
江南水郷
輪の家の宇宙
桃花源郷
風雨橋のある村
壊されてゆく風景
山奥の校倉
胡同を歩く
満洲の遺構
土の中の家
蒼穹の地に生きる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アメヲトコ
6
99年刊。建築家である著者が80年代後半から90年代にかけて中国各地の民家を訪ね歩いた紀行。我々が失った世界がここにある的な見方はどうかと思うところもありますが、その後の中国の激変を考えると今となっては貴重な記録となっています。2022/10/06
Quijimna
1
中国辺境の名もない民家を訪ねて、そこに住む人びとの生活に寄り添う。建築家にとどまらない旅人の静かなルポルタージュ。マップや資料作成でお手伝いさせていただきました。★★★★☆2002/05/28
