統計学わかりません！！

五十嵐 中/佐條 麻里【著】

東京図書（2020/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 215p／高さ 22cm
• 商品コード 9784489023392
• NDC分類 417
• Cコード C0041

内容説明

ウイルス検査で陽性なら…「感染」確実？偏差値ってなんのことでしたっけ？運動してると、ホントにやせる？アイスクリームの売上は…「気温」だけで予想できる？データのカラクリを見抜くには？

目次

１章　統計、データ、ホントに必要？―平均値・中央値などの代表値
２章　データを何と比べるか？―比べることの重要性
３章　意外に大事。ものさしの選び方―尺度の分類
４章　「ズレ」は偶然？それとも必然？―仮説検定の考え方
５章　運動してる人は、ホントにやせる？―二つのグループの差の検定
６章　あるなしデータの扱い方は？―カイ２乗検定
７章　勝ち負けだけじゃ、物足りない！―推定の話
８章　ウイルス検査で陽性！でも感染してないかも？！―感度と特異度、陽性的中率と陰性的中率
９章　全部、気温のせい？―相関と回帰
１０章　まとめとして―統計の誤用と活用

著者等紹介

五十嵐中［イガラシアタル］
１９７９年東京都生まれ。２００２年３月東京大学薬学部卒業。２００８年３月東京大学大学院薬学系研究科博士後期課程修了。２００８年４月より、同大学院特任助教に着任。２０１５年１０月より、同大学院特任准教授。２０１９年２月より、横浜市立大学准教授、東京大学大学院薬学系研究科客員准教授（現職）。２０１０年７月より、一般社団法人医療経済評価総合研究所代表。専門は医療統計学・医療経済学・薬剤経済学。ふだんの研究テーマは、「くすりの費用対効果」

佐條麻里［サジョウマリ］
１９８５年東京都生まれ。２００８年３月東京理科大学薬学部卒業。２０１３年３月東京大学大学院薬学系研究科博士後期課程修了。２０１３年４月より、マウントサイナイ医科大学博士研究員。脳の発達の臨界期について、マウスを使って研究中。２０１７年よりコンサルタントとして起業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[kitten]

図書館本。統計学は苦手なので、少し復習してみた。やっぱり、難しいな。4週後、8週後、12週後でそれぞれに効果検討すれば、一つくらい有意差出ることはある。そりゃ、5%以下の確率で有意差ありなんだから、12個くらいチェックすれば有意差あるものも出てくるよなあ。被験者数を増やせば、そのうち有意差は出てくる、とか。去年の本だから、新型コロナ関連の話題がいくつか出てきて面白かった。それにしても、統計学はわかりません！統計で誤魔化されないようにしないと。

2021/02/04

[Go Extreme]

平均値・中央値などの代表値：平均値と中央値の使い分け　比べることの重要性：データを何と比べる　尺度の分類：こっそり変更は危険　仮説検定の考え方：数表のワナ・有意水準　二つのグループの差の検定　カイ2乗検定：あるなしデータの取り扱い　推定の話：RRR・ARR　信頼区間の計算法と解釈　感度と特異度、陽性的中率と陰性的中率：紛れ込みと見逃し　99.9％対0.1％　相関と回帰：検定と推定　相関と回帰　相関と回帰をつなぐもの　統計の誤用と活用：統計的に有意　相関・回帰のワナ　下手な鉄砲、数打ちゃ有意

2020/12/08