地域をまわって考えたこと

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地域をまわって考えたこと

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784487812202
  • NDC分類 302.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

地域とは何か。さまざまな課題を抱えた日本の「地域」を訪ね、近代日本における地域の歴史的あり方と、これからの方向性を探り、持続可能な「地域」を考える本です。地方の実態、移住者の活動も紹介しています。

内容説明

さまざまな課題を抱えた日本の「地域」を訪ね、近代日本における地域の歴史的あり方と、これからの方向性を探り、持続可能な「地域」を考える。

目次

序論 地域を知るための視点
地域をまわって(福井県鯖江市―八〇〇を超える町工場が新しい風を育む;東京都桧原村―「夢」や「理想」がなければ人は変化に耐えられない;群馬県南牧村―夢物語から現実へ;静岡県熱海市―原点と経験;宮城県石巻市(前編)―「災害ユートピア」のあとで
宮城県石巻市(後編)―災害が開いた扉
東京都板橋区高島平団地―移住者が作り続ける町)
結論 戦後日本における地域

著者等紹介

小熊英二[オグマエイジ]
1962年生まれ。歴史社会学者。慶應義塾大学総合政策学部教授。東京大学農学部卒業後、出版社勤務を経て、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。著書に『単一民族神話の起源―“日本人”の自画像の系譜』(新曜社・サントリー学芸賞)、『“民主”と“愛国”―戦後日本ナショナリズムと公共性』(新曜社・大佛次郎論壇賞、毎日出版文化賞)、『社会を変えるには』(講談社現代新書・新書大賞)、『生きて帰ってきた男』(岩波新書・小林秀雄賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モリー

75
日本各地で高齢化と過疎化が進行し、限界集落なる地域も増えているようです。そして、そんな地域を活性化するために地域振興が盛んに行われています。私の住む地域もご多分に漏れず地域振興が盛んに行われるようになりました。しかし、行政のやる事は、どこも似たりよったりで、企業誘致を行い国の補助金を引き出してイベントを行うことに終始しているように私には見えます。どうも他力本願に思えて仕方がないのです。企業誘致で大企業とその従業員が大挙して移住して来ましたが、その結果、山が切り開かれ住宅地が造成され、高所得者しか手が↓続く2021/08/11

けんとまん1007

42
地域と地方。行政区。そんなことも考えた。自分自身、「地域でやっていること・・・」という表現をよく使う。人口減や、地方創生、地域おこしという言葉だけが躍るのが、今のこの国だと思う。その中で感じるし、重要な視点だと思っているのは、継続性の担保。一過性のイベントで終わるモノ・コトが多いし、その結果が今でもある。衰退や反映などは、ヒト・モノ・カネの流れが変わると変わるもの。当たり前だと思う。2020/10/01

ヒデミン@もも

37
小熊英二さんの文章は、本当にわかりやすい。一度、講義を受けてみたい。調査はやっぱり地道。持続可能な地域コミュニティ。日本の問題は、何もかも同じ。難しい。次世代にどうやって繋いでいくか。多様性がある時代だからこそ、いろんなやり方していかないと。2019/08/25

みねたか@

33
現地の人々と語り,その暮らしを観察し,今後日本の地域社会が取り得る途について考える。中小企業が集積し活気あふれる鯖江,人口は減少してもバランスが取れる状態になることを優先する群馬県南牧村,戦後の特殊な社会条件の申し子ともいえる熱海。「過去の社会条件を再現するのが不可能である以上,かつての賑わいを取り戻すことも非現実的」という当たり前に立ち返ったときはじめて現実的な選択肢が見えてくる。しかし、地域が自立しても,地域間をつなぐインフラを誰がどのように負担し維持するのかという問題には解決のすべが見えない。2022/09/15

shikada

21
限界集落などの取材を通して、日本の地域を捉えなおす一冊。人口減対する自治体の対応や、移住者が立ち上げたビジネスの事例が具体的。地域ができるのは、「そこに人が集まる理由があったから」。産業構造の転換や、人の流れの変化によって人が集まる理由がなくなった地域には、もう人は来ない。移住者を集めるためには、人が集まる理由を再構築しないといけない。どうも地域おこしは、相当な熱意と実務能力がないと続かないことのように思えてくる。2020/10/01

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