NHKスペシャル「人体‐神秘の巨大ネットワーク」〈4〉

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NHKスペシャル「人体‐神秘の巨大ネットワーク」〈4〉

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  • サイズ B5判/ページ数 173p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784487810987
  • NDC分類 491
  • Cコード C0047

出版社内容情報

1つの受精卵から母と子の会話が始まった。そして、がん転移の原因が解明され、全く新しいがん治療が始まった。シリーズ最終巻。NHKスペシャル「人体?神秘の巨大ネットワーク」書籍版、最終第4巻。

今回の特集は、“生命誕生”と“健康長寿”。
最新科学と最先端の顕微鏡がとらえた、“生命誕生”の壮大なドラマと、人間の最大の敵である「がん」「心臓病」「脳卒中」への全く新しい治療戦略を最先端の現場からお伝えする。
まずは“生命誕生”だ。
生命誕生ということについて、読者はどんなイメージをお持ちだろうか。精子と卵子が出会って受精して赤ちゃんが誕生する、といった単純なものではないことが明らかになってきた。
受精ははじまりのはじまりでしかなかった。受精卵が母親の子宮の壁に着床できるかどうか、その最難関を乗り切れるかどうかだ。そのときに、なんと、受精卵は母親にむかって「ここにいるよ!」とメッセージを発信していることがわかった。世界発映像でお届けする、母と子の感動的なミクロの会話を再現する。
受精卵というたった一つの細胞が、一人の人間の姿形にどう変わっていくか。その命運は、細胞たちが盛んに交わす“会話”が握っていることがわかってきた。あなたがあなたになるまでの神秘の物語を、最新科学でひもといていく。
次は“健康長寿”だ。
日本人の三大疾病と呼ばれる「がん」「心臓病」「脳卒中」。
いまこれらの病気を、NHKスペシャル「人体」がずっと追い続けてきた「体内情報ネットワーク」という視点からとらえ直すことで、全く新しい治療戦略が開発されようとしている。
体内を飛び交う様々なメッセージの中には、なんとがん細胞が出す“ウイルスメール”のようなものも存在することが発見された。しかも同様の“体内メール”がさまざまな細胞でも利用され、生命進化に関わっているというのだ。 がんの増殖や転移のメカニズムを解明した驚きのがん治療法や、従来不可能とされていた心臓再生医療など、健康長寿への究極の挑戦を最先端の現場からお伝えする。

NHKスペシャル「人体」取材班[エヌエイチケースペシャルジンタイシュザイハン]
編集

目次

第6集 “生命誕生”見えた!母と子ミクロの会話(新たな命が発信する最初のメッセージ;人体をつくる驚異の仕組み;胎盤の中で繰り広げられる母と子のやりとり;生命誕生の解明が医療の未来を切り拓く)
第7集 “健康長寿”究極の挑戦(「がん」が送り出す恐ろしいメッセージ;「がん」との戦いの最前線;不可能に挑む!次世代の心臓再生医療;神秘の巨大ネットワーク・人体の解明へさらなる挑戦は続く)
特集:人体ART

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

22
1つの受精卵から200以上もの細胞が分化していく。この仕組みがiPS細胞やES細胞を使った研究で明らかになりつつある。そのキーワードはメッセージ物質。受精卵から最初にできる臓器は心臓。それにはWNTという物質が働くことが必要。次に心臓の細胞が、FGFを出して肝臓ができる。多くの細胞間の「会話」が分化のスイッチを次々に押していく。2007年血液中に100兆個以上ものmRNAを内包したエクソゾームがあり、がん増殖や細胞間のやり取りに関わっていることがわかった。エクソゾームを標的にしたがん治療が研究されている。2018/09/06

アルカリオン

14
p27-28 肝臓の再生研究で世界最先端を走る武部貴則医師は、ヒトのiPS細胞からつくった心臓の細胞を観察している際に、拍動する心臓の細胞のすぐ横に拍動しない別の細胞があることに気づいた。これは肝臓に変化していく途中の細胞かもしれないと考えた武部医師は正しかった。「人の体の中では、単一の臓器だけがつくられるということはありえません。いろいろな臓器が互いにメッセージ物質を出し合い、近くにある臓器や遠くにある臓器が会話をしながら臓器をつくり上げていると思います」(武部医師)。2022/01/18

栗羊羹

12
神秘の巨大ネットワークの中で、何より不思議なことと、何よりも急がなければならないこと。赤ちゃんを守り育てていく胎盤…珊瑚礁のように枝を伸ばして、母親の赤血球を受け取り、日々成長していく…うーんスゴ過ぎる! もうひとつは「がんが送り出すメッセージ」…人体の情報ネットワークを悪用しているという。いろいろ最新治療法も紹介されています。がん撲滅への挑戦は、もう少し続きそうです。2019/03/29

れい

8
【中央図書館】母と子は生まれる前から、化学物質を介してコミュニケーションをとっている。自分が大きくなるために母体を操っているともいえる。さながらエイリアンのように感じるけど、多くの母親は誕生を待ち望む。不思議な絆だと思う。2019/02/08

スリカータ

7
人体の神秘が年々解明されて行く。妊娠出産は自分で体験はしたが、テレビでも本でも生命の誕生は無条件に感動する。そして、このような取材に応じてくれた妊婦さんに、感謝。臨床検査技師の友人が、「がん細胞にはがん細胞の顔がある」と言っていた。本書を読んで、友人のその言葉を思い出した。山中伸弥先生は遺伝子のミスコピーと仰っていた。近い将来、もっと凄い本が出版されるのだろう。2018/09/16

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