アスペルガー症候群への支援―思春期編

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  • サイズ A5判/ページ数 269p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784487799053
  • NDC分類 378.6
  • Cコード C0037

内容説明

小学校高学年から高等学校までの思春期は、定型発達の青少年でも、心身の発達による変化とともに、様々な悩みが伴う起伏の多い時期ですが、高機能自閉症やアスペルガー症候群の子どもたちにとっては、ハンディをかかえながらより一層の困難が伴う数年となります。本書では、その時期の子どもたちが多くの時を過ごす中学校や高等学校での様々な支援について、豊富な経験と実績のある著者が紹介していきます。これらは今後、親御さんはもとより、日本の教育現場のあり方や親御さんとの連携に、多くの具体的な情報やヒントを提供することでしょう。

目次

第1章 定型発達の青少年の中学・高校での体験
第2章 アスペルガー症候群:中学・高校期にみられる特徴
第3章 アスペルガー症候群の青年の評価
第4章 アスペルガー症候群の生徒のための中学・高校での支援
第5章 アスペルガー症候群の生徒のための移行計画
第6春 実生活の断片―アスペルガー症候群の若者とその親たちの視点
第7章 マイケル―ケーススタディ

著者等紹介

マイルズ,ブレンダ・スミス[マイルズ,ブレンダスミス][Myles,Brenda Smith]
カンザス大学教育学部特殊教育学科准教授。アスペルガー症候群、自閉症に関する大学院プログラムの指揮にあたる。米国アスペルガー症候群連合、非利益団体MAAPサービスなどをはじめとする、アスペルガー症候群や自閉症の青少年たちのニーズに応える数々の団体で特別役員を務める

エイドリアン,ダイアン[エイドリアン,ダイアン][Adreon,Diane]
米国マイアミ大学自閉症および関連障害センター副センター長。アスペルガー症候群の青年の母親でもある。アスペルガー症候群に関する論説を執筆しており、国内外の会議に多く出席している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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