出版社内容情報
アスペルガー症候群(自閉症で高能力)の人たちの診断,療育,問題の分析と対処法を数多く盛り込んだ世界初のガイド。具体的でわかりやすいと親御さんにも大好評の基本図書。
内容説明
本書は今注目を集めつつある「アスペルガー症候群」を誰にでも分かりやすく説明した世界初のガイドブックとして、親御さんたちから非常に期待される中でまとめられました。
目次
第1章 診断を受けるまで
第2章 社会的ふるまい
第3章 言語
第4章 特別な興味と日々の決まり
第5章 運動の不器用さ
第6章 認知のはたらき
第7章 感覚の敏感性
第8章 よく受ける質問
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きるきる
7
アスペルガー症候群について知るにはこの本一冊で十分でした。読んでよかった。ASに近い性質をもっていても、問題さえなければいいんだよなあ、と。安心した。2010/07/06
富士さん
4
お世話になった先生から勧められて読んだ本。発達障害がブームになる前の本であることもあって、ただの解説ではなくどうすればいいのかを具体的に書いてあるハウツー本であるとともに、著者がアスペルガー症候群の事実上の提唱者ローナ・ウイングの弟子でもあるという、ある意味とても贅沢な本です。ちょっと実用に偏っていたイメージでしたが、改めて読んでみるととても切実かつ希望となる内容でした。当然でもありますが、健常者の中の障害者ではなく、多数者の中で少数者が生きるにはどうすればよいかが基本スタンスになっているのが魅力的です。2019/09/08
偽教授
3
よくできた基本書。日本人の書いた入門書は正直ゴミが多くて仕方がないので、素人でもこういう翻訳書から読んでいった方がいい。2012/11/30
リンリ
0
1991年か……2016/02/01
Tattsu Arara
0
興味深い。アスペルガーだといって非難できないことがわかる。 有名な発明家や研究者にもアスペルガー症の人もいる。 いろいろな人の中の一人としてとらえていいのではないかな2014/11/10