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アイハヌム〈2007〉加藤九祚一人雑誌

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  • サイズ A5判/ページ数 144p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784486037040
  • NDC分類 229.6
  • Cコード C3322

内容説明

ロシア・中央アジアの稀少な論文・書籍を紹介するシリーズの7冊目。加藤九祚がおこなっている発掘調査(継続中)の概要「カラテパ北丘・西(中)丘の発掘(1998‐2007)」を中心に、カラテパ発掘の歴史およびテルメズの歴史・文化についてまとめた一冊。

目次

1 中央アジア史上のテルメズとその意義
2 テルメズの歴史(アラブ以前)―都市の起源と発展
3 古テルメズ都城址のプラン
4 中央アジアの仏教とカラテパ遺跡
5 カラテパ南丘の発掘(1961‐1994)
6 カラテパ北丘の発掘(1985‐1989)
7 カラテパ北丘・西(中)丘の発掘(1998‐2007)

著者等紹介

加藤九祚[カトウキュウゾウ]
1922年5月18日、韓国慶尚北道に生まれる。山口県宇部市立上宇部小学校、私立長門工業学校(乙種)を卒業。43年、上智大学予科を仮卒業。44年、工兵第2連隊に入隊、陸軍工兵学校を経て、関東軍混成第101連隊、第1方面軍139師団工兵大隊に所属し、45年8月20日満州東南部敦化で敗戦、ソ連軍の捕虜となる。陸軍工兵少尉。東部シベリアの収容所を転々とし、50年、明優丸で帰国。53年、上智大学文学部ドイツ文学科卒業後平凡社に入社し、71年末まで勤務。72年、上智大学外国語学部非常勤講師、上智短大助教授を経て75年から86年まで国立民族学博物館教授。定年後相愛大学教授を経て88年から98年まで創価大学文学部人文学部教授・特任教授。専攻はシベリア・中央アジアの文化史。83年、学術博士、92年、ロシア科学アカデミー名誉歴史学博士。76年、大佛次郎賞、91年、大阪市民表彰、94年、大同生命地域研究賞、99年、南方熊楠賞、2002年、ウズベキスタン政府より「ドストリク」(友好)勲章、テルメズ市より「名誉市民」章。98年以降、ウズベキスタン科学アカデミー考古学研究所と共同で、テルメズ郊外カラテパでクシャン時代の仏教遺跡の発掘を開始、2002年秋には出土品を東京・奈良・福岡で展示。現在も発掘継続中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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