出版社内容情報
自分の症状はヤバいのか? そうではないのか?その判断が自宅でできる!団塊の世代が70代を迎え、近い将来、脳血管疾患や心疾患による救急搬送や入院需要が激増し、入院したくてもできない大量の「医療難民」が出ることが予想されている。
このような状況でまずすべきことは、自分で対処できることとできないことを、しっかり見分けること。つまり、病院に行く必要のない状態と、早急に病院に行くべき状態をきちんと見分けることである。
その見分けが簡単かつ正確にでき、その後の対処法もわかるようにするのが本書。
チェックリスト方式で症状の原因を突き止められるようにし、緊急性がない場合には自宅でできる対処法を、緊急性がある場合は医療者に何を伝えればいいかも示す。
まえがき
本書の使い方
第1章 見逃すと怖い病気・怖くない病気の見分け方
やって来る患者さんの8割は、問診で診断がつく
医師は何を見ているのか
第2章 「寝たきり」になる可能性がある症状
めまい
頭が痛い
しびれ
体や手足に力が入らない・麻痺した
ろれつが回らない
ふらつき・転倒
ものが二重に見える(複視)
意識障害・失神
痙攣(けいれん)
第3章 「がん」の可能性がある症状
やせた
食欲がない
胸焼け
咳
胸が痛い
肩が痛い
腰が痛い
おなかが痛い
便秘・下痢
黒い便・赤い便・下血
排尿障害(尿が近い、排尿時の痛みや違和感、残尿感など)
本当に必要な検診・必要ない検診
第4章 「治療できる認知症」の可能性がある症状
1日から1~2週間の間に急に、認知症らしい症状が起こった
数週間程度の間に比較的急に、認知症らしい症状が起こった
数か月かけて徐々に、認知症らしい症状が起こった
数年かけて徐々に、認知症らしい症状が起こった
第5章 「中高年」に多い症状
うつ・不安
不眠
むくみ
湿疹(皮疹)
視力低下
目が赤くなった(赤目)
耳鳴り
喉が痛い
関節が痛い
尿が漏れる
あとがき
索 引
参考文献
山中克郎[ヤマナカカツオ]
著・文・その他
内容説明
めまい、頭痛、ふらつき、胸焼け、腹痛、耳鳴り、不眠…見逃すと「寝たきり」「がん」「認知症」になるかもしれない怖い病気、怖くない病気の見分け方。
目次
第1章 見逃すと怖い病気・怖くない病気の見分け方(やって来る患者さんの8割は、問診で診断がつく;医師は何を見ているのか)
第2章 「寝たきり」になる可能性がある症状(めまい;頭が痛い ほか)
第3章 「がん」の可能性がある症状(やせた;食欲がない ほか)
第4章 「治療できる認知症」の可能性がある症状(1日から1~2週間の間に急に、認知症らしい症状が起こった;数週間程度の間に比較的急に、認知症らしい症状が起こった ほか)
第5章 「中高年」に多い症状(うつ・不安;不眠 ほか)
著者等紹介
山中克郎[ヤマナカカツオ]
1959年三重県生まれ。85年名古屋大学医学部卒業後、名古屋掖済会病院、名古屋大学病院免疫内科、バージニア・メイソン研究所、名城病院、名古屋医療センター、カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)、藤田保健衛生大学救急総合内科教授・救命救急センター副センター長などを経て、諏訪中央病院総合内科/院長補佐(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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