ビジネスの世界で戦うのならファイナンスから始めなさい。

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ビジネスの世界で戦うのならファイナンスから始めなさい。

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  • サイズ B6判/ページ数 274p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784484162270
  • NDC分類 338
  • Cコード C0034

出版社内容情報

ファイナンスという考え方を身につけると何ができるのか?M&A最前線で活躍する著者が実務に直結する本質を伝授。ファイナンスという概念は昔からあるものの、ビジネスに活用できる法体制や環境が整ってきたのはここ20年のことです。しかし、この急速に発達したファイナンスにビジネスパーソンが追い付いておらず、いま企業では「ファイナンス人材」が決定的に不足しています。
本書では「ファイナンスってどこから、どう勉強すればいいの?」「勉強したらどう会社に貢献できる(お金が稼げる)の?」というビジネスパーソンのために、M&Aの最前線で活躍する著者が、数式を使わず、「実務に直結する」ファイナンスの本質を語ります。

正田圭[マサダケイ]
1986年生まれ。15歳で起業。インターネット事業を売却後、未公開企業同士のM&Aサービスを展開。
事業再生の計画策定や金融機関との交渉、企業価値評価業務に従事。現在は、再編サービスの提供や複数の企業へ出資を行っている。

内容説明

実際にビジネスで「使える」ファイナンスの技術をもっているのはごく一部の人だけ。いま、ビジネスの世界では事業家(=ファイナンス人材)が圧倒的に不足しているのです。M&Aの最前線で活躍する実務家が語る、数式なし、でも「本当に使える」ファイナンスとは。

目次

1 ファイナンスとは何か(事業家はなぜ巨額報酬を受け取るのか;ファイナンスに関するよくある勘違い;ファイナンスには教科書がない?)
2 ファイナンスの最前線(企業は勝ち続けなければならない存在である;M&Aとは何か;M&A、儲けのカラクリ;企業を再生するファイナンス;世界最大の投資銀行ゴールドマン・サックス;得体の知れないファンドの正体;成長を飛躍させるベンチャーファイナンス)
3 これからの未来をどう作るか(不確実性が高いからこそファイナンスの世界にはチャンスがある;最先端のファイナンス思考法)

著者等紹介

正田圭[マサダケイ]
1986年奈良県生まれ。15歳で起業。インターネット事業を売却後、未公開企業同士のM&Aサービスを展開。事業再生の計画策定や金融機関との交渉、企業価値評価業務に従事。現在は、自身が代表を務めるティガラグループにて、ストラクチャードファイナンスや企業グループ内の再編サービスを提供。その他、複数の企業の社外取締役やアドバイザリーを務め、出資も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

masabi

21
【要旨】ファイナンスとはなにか、実務でいかに役立つかを説く。【感想】ファイナンスを現代の教養と位置付ける。かと思えば本書の想定読者が経営に参画する野心あるビジネスパーソンでちぐはぐな印象を受けるけれども、ファイナンス入門の一冊目として読んでよかった。ファイナンス自体で何かするわけではなくファイナンスを用いて意思決定する技法なので、投資で活かせられるようになりたい。2017/02/24

Bun-ichi Kawamoto

8
磨き続けること。そして勝つことにこだわること。ファイナンスはぶつかり稽古でしかない。会社は減量に成功しました。でもガリガリにやせ細ってしまって体力は残されていません。では意味がない。人の行く裏に道あり花の山。いずれを行くも散らぬ間に行け。2018/05/17

5
ファイナンスを使いこなすビジネスマンが少ないことは承知しているが、実際に中小企業の現場は外回りを重視するということを昨日、とある事務局長から教えてもらった。ジョブズの海軍に入るより海賊であれという言葉はまさしく15歳で起業した著書にうってつけの言葉である。ファイナンスを読み解き、アドバイスはノイズがシグナルか見極めをポイントとしている。加重平均資本コストであるWACCの式を久々にみた。ファイナンスを勉強し直そうと思った。2017/01/21

Gordon

4
しばらく書店で平積みされていて気になり購入。企業や資本主義そのものにまつわる「ファイナンス」に関する視点を与えてくれる一冊。所謂投資や経済に関する理論や数式を説くのではなく、そもそもの本質を言葉でわかりやすく説かれ、ファイナンスは知識や技術論で完成するものではなく、物の価値や売買に実際に接して肌感覚で身につける割と人間臭いものなんだなと感じた。一企業人としてその肌感覚を養いアンテナを張ることが重要だと自覚。恥ずかしながら、ゴルフ場のアコーディアグループの生い立ちを初めて知った。2017/03/01

Fuyuki Kawasaki

3
ファイナンスを数式や難しい用語抜きに説明しようとした本。 作者は、ファイナンスはあくまでも教養であり、即ビジネスでの成功に即つながる訳では無い。しかし、現代資本主義に於いて、M&A、株式、借り入れなどファイナンス抜きに物事を語れない以上、ファイナンスを理解する必要があるという所からスタートしている。 極力難しい言葉、数式を使わずに説明している事に好感が持てる一方で、LBO、エクイティーなど、かみ砕いた説明抜きに話が進んでる部分があり、普段の仕事で触れていない人が読むには少々きついと思った。2017/03/05

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