ベリングキャット―デジタルハンター、国家の嘘を暴く

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ベリングキャット―デジタルハンター、国家の嘘を暴く

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  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480837226
  • NDC分類 070.233
  • Cコード C0098

出版社内容情報

国家は平然と嘘をつく。その虚偽を真っ先に暴いたのは大手メディアではなく、オンラインに集う無名の調査報道集団だった。世界中が注目する彼らの活動を初公開。

平然とウソをつく権力者に
ふつうの市民がいかにして立ち向かうか。

 大手メディアも驚くほどの速さと正確さで次々にスクープを飛ばし、いまや世界中から注目される調査報道ユニット〈ベリングキャット〉。シリア政府の戦争犯罪をあばき、ロシアの暗殺者の身元を特定し、ウクライナで民間機を撃墜した黒幕をも突き止める。いったいかれらは何者なのか? なぜそんなことが可能なのか?
 始まりは、キッチンテーブルで見た〈アラブの春〉の現地動画だった。ここはどこだ、映っているのは本物なのか。オンラインゲームにはまっていた著者は、ネット上に集った仲間とともに、独学でまったく新しい調査手法を作り上げてゆく。
 かれらが使うのは、SNSの投稿や流出した名簿など公開された情報のみ。フェイクもプロパガンダも混在するウェブ情報のなかから、権力者たちが望まない真実へたどりつくのだ。
 権力者は平然と、見えすいたウソをつく。その虚偽を覆すことは私たちにも可能だ──。ポスト真実の時代に生まれたデジタルハンターたちの活躍を描く。

内容説明

大手メディアも驚くほどの速さと正確さで次々にスクープを飛ばし、いまや世界中から注目される調査報道ユニット“ベリングキャット”。シリア政府の戦争犯罪をあばき、ロシアの暗殺者の身元を特定し、ウクライナで民間機を撃墜した黒幕をも突き止める。いったいかれらは何者なのか。なぜそんなことが可能なのか。始まりは、キッチンテーブルで見た“アラブの春”の現地動画だった。ここはどこだ、映っているのは本物なのか。オンラインゲームにはまっていた著者は、ネット上に集った仲間とともに、独学でまったく新しい調査手法を作り上げてゆく。かれらが使うのは、SNSの投稿や流出した名簿など公開された情報のみ。フェイクもプロパガンダも混在するウェブ情報のなかから、権力者たちが望まない真実へたどりつくのだ。権力者は平然と、見えすいたウソをつく。その虚偽を覆すことは私たちにも可能だ―。ポスト真実の時代に生まれたデジタルハンターたちの活躍を描く。

目次

1 ラップトップ上の革命―ネット調査の可能性に気づく
2 “ベリングキャット”の誕生―探偵チームの形が整う
3 事実のファイアウォール―デジタル・ディストピアへの反撃
4 ネズミが猫をつかまえる―スパイ事件が時代を画する事例に
5 次なるステップ―正義の未来とAIのパワー
補遺 暗殺者と対決―“ベリングキャット”、暗殺団に電話する

著者等紹介

ヒギンズ,エリオット[ヒギンズ,エリオット] [Higgins,Eliot]
オープンソース調査集団として何度も表彰された“ベリングキャット”の創設者。カリフォルニア大学バークレー校の“ヒューマン・ライツ・センター”の研究員で、国際刑事裁判所の技術顧問委員会のメンバーでもある。2019年、『プロスペクト』誌によって世界最高の思想家50人のひとりに選ばれた

安原和見[ヤスハラカズミ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sam

53
非常に興味深い。いまや自分にはインターネットはその利便性よりも深い闇が拡がる恐ろしい世界に思えるのだが、<べリングキャット>とは、①好奇心や正義感に導かれインターネットを通じて自然発生的に連携した人たちの集まりで、②YouTubeやツイッター等のSNSから得られるOSINT(オープンソース・インテリジェンス)、要は「公開情報」を、③特異な手法(ジオロケーション法=場所を特定、クロノケーション法=時系列を特定)を開発することによって、旧来のジャーナリズムでは暴くことのできなかった国家レベルの犯罪や陰謀2023/08/03

だまし売りNo

35
民間組織がコンピュータとインターネットを活用して権力者の嘘を暴く。 2023/06/17

星落秋風五丈原

31
彼等のドキュメンタリーを見たので興味を持ちました。どれだけフェイクがはびこっていることか。今回の侵攻は描かれていないがロシアがウクライナに興味津々な所がもう出てるしやはりプーチンのロシア怪しすぎる。2022/05/01

てつJapan

26
【良かった】良書ですが、時間を要する本。 ● 今日(2022.9.12)ニュースに出ていたべリング・キャットの本。著者は創設者。 ● WEBなど公開情報をもとにしたオンライン・オープンソース調査手法の本。私は懐疑派でしたが考えを改めた。 ● この本で、マレーシア機撃墜がウクライナの地で起こったことを思い出した。 ● この本を読んで、もう少しロシアという国を警戒すべきだったのかと思った。 ● この本はロシア中心でしたが、次の本があれば他の国に舞台を広げたものを読めたらいいなと思った。2022/09/12

Nobuko Hashimoto

23
シリアの化学兵器の使用、マレーシア航空17便撃墜事件、ロシアが仕掛けた毒殺未遂事件など、世界を騒然とさせた出来事の謎の解明の立役者べリングキャットは、インターネットを駆使して、誰でもアクセスできる情報を収集・分析し、結果を世界に広く知らしめる「インターネット探偵団」。私たちにもインターネット上の情報を使って問題を究明できることがたくさんあるという。今月の関西ウーマン信子先生のおすすめの一冊で取り上げました。https://www.kansai-woman.net/Review.php?id=2024342024/05/04

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