ちくまプリマー新書<br> 大都市はどうやってできるのか

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ちくまプリマー新書
大都市はどうやってできるのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480684356
  • NDC分類 361.78
  • Cコード C0225

出版社内容情報



山本 和博[ヤマモト カズヒロ]
著・文・その他

内容説明

東京やニューヨークのような都市はなぜ生まれるのか?大都市が繁栄を極めるかたわらで、地方は過疎の一途をたどっている。輸送技術と情報技術の発展により世界の都市化が急速に進むいま、人々が集まる原理から現代の課題まで、都市経済学から考える。

目次

第1章 なぜ都市ができるのか
第2章 「多様性」と「輸送費用」の役割
第3章 集積と経済成長
第4章 少子化と都市
第5章 情報通信技術の発達がもたらすもの
第6章 東京は本当に大きすぎるのか

著者等紹介

山本和博[ヤマモトカズヒロ]
大阪大学経済学研究科教授。京都大学経済学部経済学科卒業。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。専門は経済政策、都市経済学、応用ミクロ経済学。2011年応用地域学会坂下賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yyrn

30
書名をみて、そりゃあ誰だって利便性を求めて集まったところが町になり都会になるんじゃん!そんな子どもにも分かることを、何を論じるのかと読み始めたが、学者の書き物らしく、都市の成り立ちから説き始め、「比較優位」と「機会費用」の話とか、「多様性」と「輸送費用」の役割とか、日本の高度成長期に起きた集積とか、少子化と都市の関係とか、コロナ禍で一気に普及したリモートワークなどのICTの発達が地方移住を促すとの言説は幻想であるとか、ICTはむしろ人と人が結びつく機会を増やしていくなどの話はいちいち頷きながら読めたが⇒2022/12/26

kei-zu

30
都市化のプロセスは、歴史学や社会学からのアプローチが多いかと思うのですが、本書は「空間経済学」から切り込む。 鉄道の開通が都市部の拡大に寄与してしまう「ストロー効果」も、その是非はともかく、経済的合理性に基づくものと提示される。 折もおり、西九州新幹線が鳥栖から武雄温泉まで未開通の状態で開業した。報道では、未開通部分は地元にメリットが少ないからという。いろいろ考えさせられます。2022/09/25

てつJapan

17
【良かった】需要と供給など、経済学から大都市がどうやってできるのかを論じた本。そのため、この本の出す答えは原因の1つであって、経済学以外の要因のすべてをおさえているわけではありませんでした。経済理論からのものの捉え方を学ぶには勉強になる本2023/03/26

まゆまゆ

17
東京や大阪といった大都市がうまれた歴史を紐解いていく内容。空間経済学から輸送コストの低下によって人々を集めていくことで、生活範囲の利便性がどんどん向上し、結果都市がうまれる。2022/10/27

リットン

16
都市の成り立ちやその意味を経済学的な観点から平易に説明してくれていて読みやすかった。オンライン化が進んでも都市化、一極集中はそこまで緩和されなさそうだよなぁ。もちろん、経済学だから、モデル化の中で、ん?その仮定は現実的なんか?と思うところはあったけど、示唆に富んでいる。東京への一極集中は、経済学的な価値に限らず、漠然とした若者の憧れや住んでいる地域の行末をどう見立てるかとかにもよるし、げんいんはこれだ、というのは難しそうだなぁ2023/01/29

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