寺田寅彦

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寺田寅彦

  • 寺田 寅彦【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 472p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480425645
  • NDC分類 918.6
  • Cコード C0193

目次

団栗
竜舌蘭
糸車
蓄音機
映画時代
銀座アルプス
物売りの声
病院の夜明けの物音
自画像
芝刈
蓑虫と蜘蛛
鳶と油揚
電車の混雑について
日常身辺の物理的諸問題
物理学圏外の物理的現象
自然界の縞模様
西鶴と科学
怪異考
化物の進化
人魂の一つの場合
日本楽器の名称
比較言語学における統計的研究法の可能性について
神話と地球物理学
俳句の精神
連句の独自性
映画と連句
地球を眺めて
天災と国防

著者等紹介

寺田寅彦[テラダトラヒコ]
1878‐1935。東京・麹町の生まれ。父の郷里高知の中学から五高に進学、夏目漱石に英語を学んだ。東大物理学科で実験物理学を専攻、卒業ののちヨーロッパに留学、ついで東大教授。その後、理化学研究所、地震研究所に関係。早くより文筆を好み、漱石の紹介で「ホトトギス」に小品を載せたのを皮切りに、吉村冬彦、薮柑子などのペンネームで数多くの警抜な随筆を書いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

50
科学エッセイにジャンル分けできるのでしょうか。物理や科学の考察からなるエッセイが多かったです。全くわからないジャンルでしたが、興味深く読めました。2022/03/26

優希

35
再読です。学者が書いた瑞草なので難しいですね。物理や科学の考察から書かれているからでしょう。興味深く読めました。2023/10/26

るんるん

29
随筆集。著者の視覚や聴覚の鋭敏さや細かい観察力や描写力が理系の学者さんならではの感覚だなぁと思う。私の理解力では置いてきぼりになる。ずいぶん前に読み始めたのに少しずつしか進まない。でも、時々手にとる。多数は自分の理解し得ないものを「つまらない」と名付けたり・・のくだりも私を本書に向かわせているのかもしれない。鏡を見ながらの自画像、夜の病院の不穏な音や朝をつげる明るい音、の観察が特に興味深かった。自分の顔は鏡をとおしてしてしか見えない。はっとさせられる洞察力が随所にちりばめられていて深い思索へと導かれる。2016/03/06

tsu55

19
科学エッセイというのは現代では珍しくもないが、明治から昭和初期という時代にこのような文章をものする科学者は他にいたのだろうか。 細部を逃さない観察力と繊細な感性は科学者と優れた文章家に共通した素質なんだろうな。2020/06/14

なおこっか

9
以前から気になる存在だった寺田寅彦。読んでみたら案の定。好きだ…大好きだ。まず時を長く見通す感性がよい。過去は失われ、未来は移ろう、が失ってはいけない事を見極め、書き残すその先見性。そして世界を広く見晴らす視野の大きさがよい。専門である物理と共に、怪異神話も言語も、芭蕉も西鶴も、同じ土俵で語ってしまう。正解など教えて貰わなくていい、考える事自体が楽しい事だったと、改めて気付かされる。だから答えだけを求める人がつまらないという意見には、心底同意する。『天災と国防』、今の時代の必読。2020/09/09

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