ちくま学芸文庫<br> 間主観性の現象学〈2〉その展開

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間主観性の現象学〈2〉その展開

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  • サイズ 文庫判/ページ数 599,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480095749
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C0110

出版社内容情報

フッサール現象学のメインテーマ第?U巻。自他の身体の構成から人格的生の精神共同体までを分析し、真の関係性を喪失した孤立する実存の限界を克服。

内容説明

フッサール現象学のメインテーマ「間主観性の現象学」第2巻。本書では、自他の身体の構成から人格的生の精神共同体の構成まで、生活世界の根底とその全体に到達しうる現象学的分析が展開される。フッサールの人格共同体の構成分析は、人間の社会生活の具体的で歴史的な全体性を呈示し、のちのハイデガーやレヴィナスなどの真の関係性を喪失している孤立した実存の限界までも克服する。人格共同体の実現に関する構成分析はまた、日本における人格概念を基軸にする社会哲学の完全な欠落をうきぼりにし、日本の生活世界に根ざした社会哲学の構築を喫緊の課題として要請するだろう。待望の本邦初訳。

目次

第1部 自他の身体(自分の身体と他者の身体;私の身体の構成 ほか)
第2部 感情移入と対化(感情移入論への導入;精神の現出としての他者経験 ほか)
第3部 共同精神(共同体論)(共に働きかけあう共同体としての社会共同体;共同体の高次の能作とその構成 ほか)
第4部 正常と異常(正常な人の世界と、異常な人が世界構成へ参加すること;正常性から出発する世界の超越論的構成 ほか)

著者等紹介

フッサール,エトムント[フッサール,エトムント] [Husserl,Edmund]
1859‐1938。ドイツの哲学者。現象学を創始し、「厳密な学としての哲学」を構築する

浜渦辰二[ハマウズシンジ]
大阪大学教授

山口一郎[ヤマグチイチロウ]
東洋大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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∃.狂茶党

17
いちいち注にあたろうとしたけど、途中で断念。 もちろん、注にあたった方が解像度は上がる(はず)。 第一部では身体論が繰り広げられる。 SF者としては、ここにサイバー・パンク的思考を読み取ってしまう。 ここでは杖や手袋も身体とみなされる。これは、サイバネティクスについて考える時に重要な話題だと思われる。 第三部で、いささか唐突に愛が、熱を込めて語られるのでちょっとびっくり。 これは多分キリスト教的な愛なんだろうが、そんなことを読むとは思ってなかった。2024/01/15

p-nix

1
自-他の関係メインの現象学だが、視野を社会共同体に広げる。具体的な話が多くフッサールにしては意外に読みやすい。2013/10/29

鏡裕之

0
終盤の性のところ、欲望のところ、国家のところなどはなかなか興味深い。くり返して読みたいね。2013/11/16

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