出版社内容情報
危機や災害と切り離せない流言蜚語はどのような機能と構造を備えているのだろうか。つかみにくい実態を鮮やかに捌いた歴史的名著。
内容説明
流言蜚語の成立条件、構造、社会的機能を詳細にわたって分析した論考、および関東大震災の生々しい体験記と、震災直後の世情への反応、流言を考察した達意のエッセイを付す。
目次
1 流言蜚語(流言蜚語と報道;流言蜚語と輿論)
2 大震災は私を変えた(日本人の自然観―関東大震災;明日に迫ったこの国難―読者に訴える;大震災は私を変えた;地震のあとさき)
著者等紹介
清水幾太郎[シミズイクタロウ]
1907‐88年。東京生れ。東京帝国大学文学部社会学科卒業。社会学者。ジャーナリスト、文学博士。讀賣新聞社論説委員、二十世紀研究所所長などを経て、学習院大学教授(1949‐69)、清水研究室主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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