出版社内容情報
今世紀最大の危機はなぜ起きたか。ウクライナ侵攻と一連の制裁の背景をエネルギーの視点から徹底的に読み解き、混迷深める石油ガス資源の最新情勢を解きほぐす。
ロシア・ウクライナ戦争の背後で繰り広げられる、エネルギーをめぐるもう一つの戦い。企業活動や私たちの生活に深刻な打撃を与え、国際エネルギー機関が「史上初のエネルギー危機」とまで呼ぶ今日の危機的状況はなぜ引き起こされたのか。本書では、ウクライナ侵攻とそれを契機とする制裁の応酬について、エネルギーの視点から徹底的に読み解くことで、石油・天然ガスをめぐる最新地図と、その深層にある流れを明らかにしていく。近年の脱炭素潮流も踏まえつつ、エネルギー資源をめぐる世界情勢とその未来に光を当てる現代の必読書。
内容説明
ロシア・ウクライナ戦争の背後で繰り広げられる、エネルギーをめぐるもう一つの戦い。企業活動や私たちの生活に深刻な打撃を与え、国際エネルギー機関が「史上初のエネルギー危機」とまで呼ぶ今日の危機的状況はなぜ引き起こされたのか。本書では、ウクライナ侵攻とそれを契機とする制裁の応酬について、エネルギーの視点から徹底的に読み解くことで、石油・天然ガスをめぐる最新地図と、その深層にある流れを明らかにしていく。近年の脱炭素潮流も踏まえつつ、エネルギー資源をめぐる世界情勢とその未来に光を当てる現代の必読書。
目次
序章 激変するエネルギー資源情勢
第1章 エネルギー問題としてのロシア・ウクライナ戦争
第2章 前例なき対露制裁―実態とその効果
第3章 制裁の応酬と加速する脱ロシア
第4章 エネルギー危機はいつまで続くか
第5章 脱炭素とエネルギー資源の未来
終章 日本の選択
著者等紹介
原田大輔[ハラダダイスケ]
1973年、東京都生まれ。東京外国語大学インド・パーキスターン語学科卒業。1994年から95年にかけてインド・ウッタルプラデーシュ州アラーハーバード大学留学。エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の前身である石油公団へ入団後、経済産業省資源エネルギー庁長官官房国際課への出向を経て、2006年からモスクワへ赴任。以後、ロシアにおける石油ガス開発プロジェクトの立ち上げに携わる。2012年、グープキン記念ロシア国立石油ガス大学経済経営学修士課程修了。JOGMEC調査部調査課長として、現在ロシアおよび旧ソ連諸国における上流開発情勢のほか、北極海航路の利活用、エネルギー市場・需給見通しに関する情報収集・分析に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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