ちくま新書<br> 家庭という学校

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ちくま新書
家庭という学校

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480068859
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0237

出版社内容情報

親は最高の教師である。子供が誰でももつ天才的能力をつなぎとめるには、親が家庭で上手に教育するしかない。誇りを持って、愛情をこめて子を導く教育術の真髄。

内容説明

人間はわが子の育て方が上手でない。本気になってこどもの能力をのばすことを考えないのだ。三歳過ぎまでのこどもは、ほとんどすべての子が天才的能力をもっている。まわりの大人がそう思わないで放っておくので、その能力をつなぎとめられない。ではどうすればいいのか。能力を引き出すために、親は何をすればよいのか。若いときの苦労は買ってでもさせる、人任せにせず親が自分で教える、経験こそが大事である、など子育てで心がけるべきことを提示し、家庭教育の復権を訴える。

目次

1 能力を引き出す(家庭は学校;はじめは天才的 ほか)
2 苦労は買ってでもせよ(お母さんの声変わり;ハコ入り ほか)
3 親が自分で教える(よく学びよく遊べ;かけっこ ほか)
4 経験こそが大事(五銭のレントゲン;「みかんとらせて」 ほか)
5 子育てで難しいこと(朝飯前;叱る・ホメる ほか)

著者等紹介

外山滋比古[トヤマシゲヒコ]
1923年生まれ。評論家、エッセイスト。東京文理科大学卒。『英語青年』編集長を経て、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授などを歴任。専門の英文学をはじめ、日本語、教育、意味論などに関する評論を多数執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

38
失敗が人間をつよく、賢く、謙虚にする。報われない努力によって大きな仕事をなしとげるのは、失敗した人に多い。失敗の苦労をかさねた人は、心あたたかく、弱者をいたわり、貧しきものにやさしい(062頁)。これについて、A先輩は、「自分自身が 傷付いている時は堂々と自分自身を 労わってください。そして自分自身の傷が癒えた時初めて他の人の傷の痛みが解る人間になり優しくなれる」というアドバイスを賜りました。深謝です。2018/02/22

マグカップ

19
家庭=学校、母親=先生とたとえ、いかに家庭での教育が大事かということについて述べられた本。昔は家庭という学校の常勤講師であった母親が、女性の社会進出に伴い今は非常勤講師となったことで、家庭での教育がおざなりになっていると筆者は言う。「子どもを育てるのは父親ではなく母親である」としばしば強調していたが、少し古い考えだな、と思った。外山さんの本にしてはわかりやすい文章で、その点に関しては個人的にありがたかった。2020/05/27

あーちょ

9
想像と違った…散歩するとこんな良いことがある~遊ぶとこんな良いことがある~だから家庭教育は大切、という方向だと思った。でも、家庭の教育力が昔と比べて落ちていることを、方々から論じている感じ。これでは女性はどうしろと?国は働け活躍しろと言い、家庭では良い母で子供を産め?ちょっと腹立たしさも感じたが、家庭の教育力が落ちているのは否めない。我が家でも、保育所や学校に頼りきらず、家で教えるべきことを少しでも教えるという志はしっかり持っておきたい。2019/11/03

タンシロ📚

3
子には経験させろと言うが、「経験」=「辛い経験」っていうの本当に腑に落ちたし、実際そうだと思う。 ◯◯体験とか◯◯ツアーとか、そんな楽しそうなだけの経験は成長には繋がらないだろう。きっと。成長や自立っていうのは、泥くさくコツコツ継続していった先に見出すものであって、取りに行って取れるものじゃない。 ただ、全体としては冗長でつまんなかった。 これは本としてではなく、本来のように連載で読むといいと思う。2023/07/30

mits_55

3
☆☆☆親が最高のインプリンティングの教材となるべし。当たり前だとは思うけど、今一度、考える機会には なった。内容うんぬんより、外山さんの文章は無駄がない。それでいて言い尽くしている。「経験は最高の教師である。ただし、月謝が高い」(byトマス カーライル)甘やかして、なんでも経験さえ積めばいい。ということでなく。苦労するような経験でないと、人は育たないのだぞ!と外山氏は、力説。・・・導く道を間違えないよう、肝に銘じよう。2016/06/11

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