ちくま新書<br> つながる図書館―コミュニティの核をめざす試み

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ちくま新書
つながる図書館―コミュニティの核をめざす試み

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480067562
  • NDC分類 016.21
  • Cコード C0200

出版社内容情報

公共図書館の様々な取組み。ビジネス支援から町民の手作り図書館、建物の外へ概念を広げる試み……数々の現場を取材すると同時に、今後のありかたを探る。

内容説明

最近、あなたの町の図書館に変化が起きてはいないだろうか。二十四時間貸出しが可能だったり、自動貸出機があったり、ビジネスや法律の相談もできたり、デジタルアーカイブが充実していたり。公共図書館はいま、無料貸本屋から脱して、地域を支える情報拠点としての施設にシフトし、町づくりの中核に図書館を据える自治体も登場している。年齢や、職業収入の差別なく、すべての人に開かれている無料の公共施設。私たちの人生にチャンスを与え、私たちの暮らす町をより豊かにする可能性を秘めている場所。そして社会の記憶集積装置。変わりつつある図書館の最前線へ出かけてみよう。いざ、図書館へ!

目次

第1章 変わるあなたの町の図書館
第2章 新しい図書館の作り方
第3章 「無料貸本屋」批判から課題解決型図書館へ
第4章 岐路に立つ公立図書館
第5章 「武雄市図書館」と「伊万里市民図書館」が選んだ道
第6章 つながる公共図書館

著者等紹介

猪谷千香[イガヤチカ]
東京生まれ。東京育ち。明治大学大学院博士前期課程考古学専修修了。産経新聞で長野支局記者、文化部記者などを経た後、ドワンゴコンテンツでニコニコ動画のニュースを担当。2013年4月からハフィントン・ポスト日本版でレポーターとして、公共図書館や地方自治などについて取材している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ🍀

169
知る自由をもつ者に資料と施設を提供する図書館。存在価値の模索。住民が何を求めていて、本と人がより身近な関係になるためにはどうすればいいのか。年末年始に開館している、葛飾区立中央図書館の紹介から始まる本書。…来ていただくためには、ただ本を多く揃えているだけでは駄目なんです。どう間口を広げられるか、楽しくて新しい発見がある図書館を目指しています。…色んなことを取り入れ、さまざまな世代が集い、学び楽しめる拠点として、読書愛が広がっていくことを願うばかりです。本は想像力を豊かにして人間性を形成する大切なものです。2019/02/24

kaizen@名古屋de朝活読書会

141
図書館についての多角的紹介。武雄市図書館(佐賀県)。旭川動物園、金沢21世紀美術館と提携、過疎の可能性、産業の不足を背景に思い切った事。どちらも訪問して、従来の図書館、美術館の枠内で新しい。武雄市図書館は、従来の図書館の枠組みを超えようとして、超えていないかも。伊万里市民図書館は図書館の活動が優れている。国立国会、鳥取県立、浦安、千代田、岡山県立、東京都立に次ぐ。2月26日 めばえの日。ぐりとぐらの手作りタペストリ「ブックスタート」「家読」などの取組。「つながる」図書館という方向性でのまとめは弱い感じ。 2014/05/31

夜長月🌙@5/19文学フリマQ38

80
図書館が「無料貸本屋」と呼ばれないようになすべきことは何でしょう。副題にあるとおり図書館はその地域のコミュニティの核となれる存在です。コンシェルジュがいて図書館の本ばかりか近隣の書店まで紹介する図書館もあります。また、1冊借りる毎にポイントが貯まり買い物に使える図書館もあります(1冊3ポイント3円)。取り上げられているのは「武蔵野プレイス」「武雄市図書館」「千代田図書館」「まちとしょテラス」「鳥取県立図書館」。2023/02/20

パフちゃん@かのん変更

78
あくまでも住民サービスとしての図書館と思っていたが、武雄市の図書館などは県外からの観光客も多く、かなりの経済効果を上げているとか。一般図書の貸し出しの他にも図書館の担う役割は増えているらしい。24時間営業の図書館もあるそうでびっくりする。図書館サービスが充実するのはいい事だが、どこも予算は苦しいから臨時職員、嘱託、非常勤、派遣、パートと安い賃金で働いている人が多いのは悲しいことである。作家の印税を千万単位で奪っていることにも申し訳なく思いますね。2014/03/06

mura_海竜

77
図書館というと自動的に読みたい本登録になってしまう。街中に小さな本の読めるスペースが点在する試み、それは面白いと思った。「まちじゅう図書館構想」、船橋市やリブライズの試み、「つながる」。武雄市図書館や伊万里市民図書館も掲載。利用率が飛躍的にアップ。市の負債から資産へ。図書館と言うから色々面倒なことになる。個人的に色々な本をできるだけ低コストでたくさん読みたい。その条件であれば、図書館でなくてもよい。本自身もは多くの人に読んでもらいたいだろうし、作家さんも多く読んでもらいたいと思っているはず。 2014/05/10

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