内容説明
インターネットで知りたい情報を探すのは、思いのほかむずかしい。思いつくキーワードを入力してもヒットしない。ヒット数が多すぎる。どれが最適な情報かがわからない…。そんな経験はありませんか?ども、キーワード検索の原理がわかれば、的確で網羅性のある情報を、誰でも効率的に探せます。本書では、キーワードの本質や情報検索のしくみを情報専門家がやさしく解説。情報検索の実践的な技術を伝授します。
目次
第1章 キーワードとは
第2章 情報検索とは
第3章 キーワードの選択法
第4章 全文キーワード法
第5章 統制キーワード法
第6章 基本的検索機能
第7章 適切なキーワードを見つけるテクニック
第8章 情報の信頼性と著作権
著者等紹介
藤田節子[フジタセツコ]
1954年生まれ。東洋大学社会学部図書館学専攻卒業。(財)日本造船振興財団、エレクトロニック・ライブラリー勤務などを経て、川村学園女子大学教育学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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31
初版2007年。インターネット検索だけでなく、一般的な「検索」とはというところから説明がある。キーワードの設定、そもそもキーワードとは?という最初の部分から書かれているので、とても勉強になる。けれど力不足で、ついていけず。専門用語も覚えたい。再読してしっかり習得したい。2016/10/05
香々地
4
検索する物事の情報をもれなく得るための方法について。2016/02/28
がばいおばちゃん
2
ノイズを減らす検索技術は、情報が氾濫しているインターネットを使いこなすには知っておかないと。ただインターネットがあるからとりあえず使う、ということでは適切な情報を得るのに遅れをとる。シソーラスや検索語については特に新しくはないが、認識を深めた。2011/06/18
花
1
冷戦時代に科学技術の遅れを痛感した米国は、研究を急ぐために、データベースと検索システムを整備し始めたそうです。情報の海から適切な情報を掬い取るため、いかに適合率と再現率を上げ、ノイズを削れるか。情報検索技術向上の明確な目的が見つかりました。図書館関係者や学術研究者には面白く読めると思います。2011/02/23
徳栄図
1
調べ物=インターネット、という時代。情報探索者は本に見向きもしません。インターネットに向かっても、googleとyahoo!の使い分けもわからない・・・悲しいことです。かくいう私も、すっかり忘れていました、検索の手順。思い出させてくれたのは、この本です。2009/06/03
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