ちくま新書
こんなに役立つ数学入門―高校数学で解く社会問題

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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480063588
  • NDC分類 410.4
  • Cコード C0241

内容説明

収入格差がなぜ生じるのか、松枯れの被害を防ぐにはどうすればいいのか…。こうした社会問題を解く上で、高校で学ぶ微積分や関数、対数などがフルに活用されています。本書は文系・理系の第一線に立つ研究者が、自身の体験を交えながら綴る、まったく新しい数学読本です。

目次

はじめに―高校数学が社会問題を解く
第1章 学歴社会の収入格差を考える
第2章 選挙における得票と議席
第3章 格差社会を生むもの
第4章 松枯れと闘う高校数学
第5章 高校数学でわかる地震
第6章 環境問題を解く高校数学
付録1 エクセルによる賃金方程式の求めかた
付録2 エクセルをつかった定積分の計算

著者等紹介

広田照幸[ヒロタテルユキ]
1959年生まれ。東京大学大学院教育学研究科教育社会学専攻博士課程修了。現在、日本大学文理学部教授

川西琢也[カワニシタクヤ]
1960年生まれ。東京大学大学院工学系研究科化学工学専攻博士課程修了。現在、金沢大学大学院自然科学研究科准教授。土壌・地下水汚染対策、環境中の物質循環、モデリング等を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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tarumi

1
高校数学って何の役に立つの~!?という疑問に答える本。 文系理系問わず、最先端の研究者達は高校数学と向き合っているということがわかります。 収入格差、選挙、地震、桜の開花予測…微分積分や対数ってこうやって使うんだ!と感動。 (…でも、結局研究者レベルにならないと使わないのねw ) オムニバス形式なので途中でわからなくなっても大丈夫! 学校で教わる数学は抽象的。それは、数学教師になるような人たちは、純粋に数学の面白さに魅せられた人たちだから、という説には納得。 高校3年生の時に読みたかった本である。2018/05/05

ふぃー

1
宿題:専門のことはさっぱりだけど見たことある数式なら何となくわかってくるようでそこは楽しかった。ただ、意見とかはなく…数学の言語で書かれた理科社会の教科書を読んでる気分。役に立たないと思うのは自分が使わない であって世の中の仕組みが数学なしでは成り立たないとかそういうのはわかってる。ω複素数の人気のなさに(笑)大学でも役に立つから勉強しようって、受験で使うから勉強しようって言われてるのと全く変わらないし。まぁ省略された数学の途中式を見ることがないから、こういうものを読んで数学凄いぜって伝わればいいのかな2011/04/16

さとえり

0
松を枯らさないやつおもしろかったー。2013/01/31

Falke

0
高校数学は、有益だ。2010/04/13

とりぞう

0
つまらないと思いつつ買ったら、想定の30倍以上つまらなかった。2009/09/26

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