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内容説明
私たちはなぜ毎日眠るのか。もし、まったく眠らないとどうなるのか。進化の過程で高度に発達した私たちの脳がみずからを守るために開発したシステムとして睡眠をとらえ、脳科学の最先端の知識をもとに、その全容をさぐる。わかりやすいエピソードからアプローチする睡眠の意味論。
目次
第1章 眠りとはなにか
第2章 眠りは人ごとに違うのか
第3章 どうして眠くなるのか
第4章 眠っているあいだになにが起こるのか
第5章 眠りはコントロールできるのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨巫女
6
日によっては、ぐっすり眠れる日もあるし、疲れが残って日もあるのが、興味があって。2010/07/08
春
3
以前、読メの方から、薦めていただいた本。一日のうちに眠る時間によって、レム睡眠とノンレム睡眠の割合が変わるというところに、特に興味がわいた。深いノンレム睡眠の割合を増やす(すなわち、質のいい睡眠をとる)ためには、夕方に寝るのが一番いいらしい(この実験条件は少し怪しいかもしれないが)。全体的にわかりやすかったけれど、古い本だから今では研究が進み、変わったことや新しい発見が多くあるのだろうなと思う。今度は別の睡眠に関する本を読みたい。2012/08/14
ゆきのすけ
3
世の中一般的には朝型生活が推奨されているが、周りを見てみれば夜型生活を送っている人もたくさんいる。夜型生活を送っている人は身体になにか悪影響はあるのだろうか、と常々疑問に思っていたが、この本によれば夜型であっても睡眠が規則正しくとれるのならば問題ないとのこと。複眠についての実験って面白いなぁ。学校のない今なら自分で実験してみるのもありかも。この本は睡眠についてはもう「古い」本となってしまっているのが残念。スリープトラッカーはすでに現実のもの。2012/02/18
quiz9
2
この件に関しては もっと新しいのも読む必要があるらしい。2011/09/29
ヒコ。
1
表題の「なぜ眠るか」については5つの仮説を紹介するのに留まる。その代わり、レム睡眠・ノンレム睡眠のそれぞれの間に体で何が起きているかが詳しく語られる。あと、その写真はインドゾウではなくアフリカゾウだ、注意するように2013/03/21