出版社内容情報
組織犯罪、あおり運転といった社会問題が人々に認識され、展開し、収束する過程を6段階に分けて考えることを提唱。社会問題を考えたい人にとり最適の入門書!
内容説明
人種差別や犯罪、気候変動や性差別…。いかなる社会問題も、元から存在したのではない。「これは問題だ!」と声を上げる人が現れ、それに同意する人が出てくることで、初めて問題化されてゆく。こうした観点から、社会問題はなぜ、いかにして生じ、やがてなくなるのかを、六つの段階に分けて解説。日本の人文社会科学に多大な影響を与えた構築主義をリードしてきた社会学者による、決定的入門書。社会問題をきちんと考えたい人、批判的思考を身につけたい人、そして実践家にとって必読の書である。
目次
社会問題過程
クレイム
クレイム申し立て者としての活動家
クレイム申し立て者としての専門家
メディアとクレイム
大衆の反応
政策形成
社会問題ワーク
政策の影響
時空をかけるクレイム
著者等紹介
ベスト,ジョエル[ベスト,ジョエル] [Best,Joel]
1946年生まれ。カリフォルニア大学バークレー校博士課程を修了し、社会学のPh.Dを取得。カリフォルニア州立大学、南イリノイ大学で教鞭をとり、現在デラウェア大学社会学・刑事司法学部教授。元・社会問題学会長。専門は社会問題と逸脱論
赤川学[アカガワマナブ]
1967年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科社会学専攻博士課程修了。博士(社会学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は社会問題の社会学、歴史社会学、セクシュアリティ研究、人口減少社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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