出版社内容情報
閉じた箱からの解放、新しい公共性など未来の建築のあり方を模索してきた思想と実践を語り尽くす。最新作品集にして比類なき建築論
目次
第1期 1986‐1991(キリスト教とハチャメチャ;境界人と反禁欲主義;装飾ではなくボロさ;ボロい幾何学)
第2期 1992‐2000(建築は罪悪である;建築の消去;消去から庭へ;デジタルで形態ではなく、体験をつくる;タウトから関係と物質を教わる;ニューヨークで日本に出会う;バブル崩壊で小さな場所と出会う;檮原で職人と直接話す;東北で屋外にめざめる;ローコストこそ建築のテーマ)
第3期 2001‐2015(木の建築で大きな場所とつながる;中国でノイズにめざめる;冷戦建築から米中対立建築へ;捨てた猫を取り戻す;孔をあけて生命を吹き込む)
第4期 2016‐2022(方法の発見;青山と森;木という方法;粒子から量子へ)
著者等紹介
隈研吾[クマケンゴ]
1954年生まれ。東京大学大学院建築学専攻修了。1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。東京大学教授を経て、東京大学特別教授・名誉教授。1964年、東京オリンピック時に見た丹下健三の代々木屋内競技場に衝撃を受け、幼少期より建築家を目指す。大学では原広司、内田祥哉に師事し、大学院時代にアフリカのサハラ砂漠を横断。集落の調査を行い、集落の美と力にめざめる。コロンビア大学客員研究員を経て、1990年、隈研吾建築都市設計事務所を設立。これまで30か国を超す国々で建築を設計し、国内外で200件以上のプロジェクトが同時進行している。フィンランドより国際木の建築賞、イタリアより国際石の建築賞他、国内外で様々な賞を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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