出版社内容情報
反知性主義によって、日本人は何が変わってしまったのか。百年の歴史とともに、人間にとっての正しいあり方を提唱する、逆転の発想! 書き下ろし。
内容説明
あなたはいつも勝とうとして間違えてばかりいる。「知性がある」とは、どういうことなのか。「自分の必要とすること」をうっかり考えさせてくれる、人をシャキッとさせる逆転の発想。
目次
第1章 知性はもう負けている(「知性がある」と「頭がいい」は関係ない;価値の基準はどうして「一つ」になったのか ほか)
第2章 知性はもっと負けている(「知的な美人」がはやらない;「知的な美人」が登場した頃 ほか)
第3章 「知性」がえらそうだった時代(「知性」がえらそうだった時代;重要なのは「知性」ではなく、知識の量だった ほか)
第4章 「教養主義的な考え方」から脱するために(「教養主義」ってなんだ?;「下らない」ってなんだ? ほか)
第5章 「負けない」ということ(やっとここで「知性の話」;知性のある人は、「私には知性がある」などと言わない ほか)
終章 世界はまだ完成していない(減点法の社会;なじみのある「格差社会」 ほか)
著者等紹介
橋本治[ハシモトオサム]
作家。1948年東京生まれ。東京大学文学部国文学科卒業。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルを超えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調 平家物語』(毎日出版文化賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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