知性のbasicシリーズ
3日でわかる歌舞伎

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478950418
  • NDC分類 774
  • Cコード C0074

内容説明

歌舞伎のすべてを楽しみながら俯瞰する!七代目団十郎は給金のもらいすぎで江戸追放になった?帯の結び方から着物の柄まで、庶民の流行をリードした女方。血のつながりはなくても、互いの呼び方は、おじさん、おにいさん。ケレンは観客を怪しい世界に運ぶ異端の技。舞台の表と裏、役者のエピソード、おすすめ演目から歴史まで。

目次

第1章 初心者のための、歌舞伎って何だ?―歌舞伎は高尚な芸術と思うなかれ。庶民がワクワクする古典芸能なのだ。(歌舞伎とは?―豪華絢爛、融通無碍、人間洞察の伝統芸能;天才プリマ・出雲のお国―男装の麗人・出雲のお国の念仏踊から始まった歌舞伎 ほか)
第2章 歌舞伎雑学アラカルト(舞台&音編)―歌舞伎の劇場、舞台、音楽…。どれも興味深いルーツがある。(櫓―神を招来し、劇場の聖性を象徴する不可侵の物;鼠木戸―現在の劇場とまったく違う入口 ほか)
第3章 歌舞伎雑学アラカルト(知ったかぶり編)―歌舞伎を観るとき、これを知っていたら、あなたも“歌舞伎”通。(勘亭流―独特の書体は千客万来の縁起をかついだ;難解なタイトル―豊かな教養と洒落っ気が生み出した、難解なタイトル ほか)
第4章 これだけは観ておきたい、おすすめ十番―歌舞伎の演目は、本当にたくさんある。初心者なら、まずはこの十作品から―。(おすすめ十番『三人吉三』―『三人吉三』は、黙阿弥の傑作中の傑作。妖しい魅力;おすすめ十番『弁天小僧』―黙阿弥、もう一つの大傑作『弁天小僧』も必見狂言 ほか)

著者等紹介

三隅治雄[ミスミハルオ]
芸能学会会長。民族芸能学会理事。民族芸術交流財団理事長。東京文化財研究所名誉研究員。文学博士。1996年紫綬褒章。1927年大阪生まれ。1950年国学院大学文学部卒。1952年東京国立文化財研究所に入所し、民俗芸能、祭りなど芸能史を研究。郷土芸能研究室長、芸能部長を経て、実践女子大学教授に。中野区立歴史民俗資料館名誉館長、民族芸術交流財団理事長なども務める

野上圭[ノガミケイ]
フリーライター。芸能学会会員。生家は島根県那賀郡弥栄村の錦岡八幡宮。祖父の奏上する祝詞や太鼓、また氏子の舞う八調子の石見神楽、母方の祖父の謡、父の好きなクラシックなどさまざまな音に包まれて育つ。法政大学文学部日本文学科卒。伝統芸能、農業、環境、人権などを手がける。伝統文化コーディネーター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てんてん

1
夏休みの宿題用に。分かりやすくて役に立った。 2011/07/23

塩子二号

0
レポート作成のため使用しました。

小夏かん

0
けっこう文字が詰まっていて、飛ばし読みしても3日では終わらず。 三味線と長唄の関わりが少しわかって勉強になった。歌舞伎をちゃんと観てみたくなった。2011/12/16

nari

0
歌舞伎鑑賞入門書。今度は、明治から戦後にかけての歌舞伎界の歴史について言及したものも読みたい。2009/10/28

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