デフレとラブストーリーの経済法則―「超」整理日誌

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478942024
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「デフレも不良債権も原因ではなく結果だ」本質を衝く経済時評、独自の視点で読み解く映画評など面白くてタメになるエッセイ集。

内容説明

「将来も残るラブストーリーの条件は何か?」という考察をベースとして、団塊世代が退職後に入る時代の成長産業について予測した「ラブストーリーの法則」、ジョークが現実化する恐ろしさを語る「近ごろ都で流行るもの」、産業再生機構の誤りを論じた「日本産業の死刑執行人」、デフレの大合唱に冷静な分析とリアルな対応を提案する「デフレ不況説のまやかし」など、日本社会と経済を観る新たな視座を示す。

目次

ラブストーリーの法則
小さくて価値の高い企業
近ごろ都で流行るもの
ロード・オブ・ザ・リング字幕騒動
瀋陽の門ベルリンの壁
未来廃墟の予感
日本にホグワーツ校を作れるか?
ウイルスの複合的恐怖
数学力への過大な期待
残暑を待望する〔ほか〕

著者等紹介

野口悠紀雄[ノグチユキオ]
1940年、東京に生まれる。63年、東京大学工学部卒業。64年、大蔵省に入省。72年、エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授を経て、96年4月より東京大学教授。先端経済工学研究センター長。2001年4月より青山学院大学教授。専攻、ファイナンス理論。著書に、『情報の経済理論』(東洋経済新報社、1974年、日経経済図書文化賞)、『土地の経済学』(日本経済新聞社、1989年、各務財団賞、不動産学会賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、1992年、吉野作造賞)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マッピー

4
「超」整理法で有名な経済学者が書いた本。『デフレとラブストーリーの経済法則』って、なんだか楽しそうなタイトルに惹かれましたが、週刊誌に連載されたコラム集でした。経済に軸足を置きつつも、映画の話、本の話、健康の話などを絡めつつ時代を読み解く、というもの。優れたラブストーリーには必ず客観的な障害が設定されている。1.社会的階級(貧富差や階級差)2.両家のいさかいや親の反対3.戦争や革命4.年齢差/最近のニュースを見ていると、最大のエンターテインメントな障害は不倫のような気がしますが、どうでしょう。2016/05/02

kayora

0
一話目の、「ラブストーリーの法則」だけよみました。将来も残るらぶすとーりーの条件に関する考察で、「昼下がりの事情」に代表される年齢差が鍵になるとのこと。たしかに、この本は10年前に書かれてるけど、今年齢差婚はやってるもんね。で、他のも時代的に話題が降るそうだったのでよむのをやめました。ごめんなさい。2012/07/08

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