正確に間違う人、漠然と正しい人―「超」整理日誌〈6〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478941942
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「週刊ダイヤモンド」連載の好評エッセイに大幅加筆。「その後の展開」「ばっくぐらんど」「詳しく知るには」など役立つ情報満載。

内容説明

経済学者の視点から日本社会を斬る。東京大学最終講義「日本は21世紀に生き残れるか」を全文収録。

目次

「ねずみ捕り」に関する一考察
世界一価値が高い企業
数字は経済学を変えたか
宇宙開発で日本企業を再生
ITが変える労働市場
税制改革で日本を変える
少し変だぞ、日本のIT
経済学者とは何者?
姓・名の順の「国際化」
暑さへの最高の対処法〔ほか〕

著者等紹介

野口悠紀雄[ノグチユキオ]
1940年、東京に生まれる。63年、東京大学工学部卒業。64年、大蔵省に入省。72年、エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授を経て、96年4月より東京大学教授。先端経済工学研究センター長。2001年4月より青山学院大学教授。専攻、公共経済学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

1
話を聞いて知っているということは、あくまでも実際に起こったことの一側面でしかない。相手の言っていることは完全な間違いではなかったとしても、事実を全て伝えられているとは思わないほうが良い。物事を多面的に評価することが重要だが、それをするのは容易ではない。2017/10/13

Yuji Terazawa

0
【 2014年読書日記 】 「偏微分方程式くらいでたじろがない度胸を持つべき」と、文系の私にはちんぷんかんぷんなことをのたまってくださる一方で、「経済学は、なんと怪しげで、なんと魅力的な学問なのだろう!」と情熱を込めた表現もあったりする。 本書の中心的な話題は「日本経済の再生」「政府や政策の原理原則の誤り」など。只今現在でも立派に通用するテーマだ。しかし本書の刊行は01年。ということは、日本はこの10年以上、何も進歩していない? 面白いだけでなく、今でも考えるべき重要なテーマを多く含んでいる一冊。2014/03/29

ふかふかした何か

0
十年前の本で、新聞のエッセイをまとめた本であった。ところどころのお話はちょっと時代を感じるが、筆者が言いたいことが今でも通用すると思う。時代に沿って、社会構造を書いていく必要があるらしい2013/04/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21097
  • ご注意事項