坊ちゃん物語―起業編

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478930809
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

漱石の坊ちゃん、赤シャツが東京オリンピック直前の東京に出現!実直な性格そのままに、現代を駆け抜ける抱腹絶倒なストーリー。
昭和39年、ひとりの英国人がイギリスに遺されたもう一つの『坊ちゃん』原稿を携えて東京にやってくる。そこに予期せぬ突風が巻き起こり百余枚の原稿用紙が散り散りに。描かれていた坊ちゃんが突然東京に現れる。山嵐と再会し、起業した坊ちゃんの前には赤シャツが…。奇想天外、抱腹絶倒のストーリー。

内容説明

昭和39(1964)年10月、東京オリンピック開催で盛り上がる日本の地に、一人の英国紳士が降り立った。イギリスに遺されていたもうひとつの「坊ちゃん」の原稿を携えて。そこに予期せぬ突風が巻き起こり百余枚の原稿用紙は散り散りになる。描かれていた坊ちゃんを始め、キヨ、山嵐、赤シャツ、野だいこ、マドンナたちのキャラクターたちはやがて昭和、平成の世に次々と甦って…。実直な性格そのままに、現代を駆け抜ける「抱腹絶倒」「奇想天外」のストーリー。

著者等紹介

森祐介[モリユウスケ]
1940年生まれ。工学博士。1964年東京理科大学卒業後、大手商社勤務を経て、起業する。現在は一線から身を引き、執筆活動に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ササキマコト

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現代の人物に憑依(?)しちゃった坊ちゃんの主人公(と、その仲間たちや敵たち)。親譲りの無鉄砲そのままに、ビジネスの世界で大暴れします。正直、設定はかなり夢が膨らみました。なんか面白そうじゃないですか。それに対して話の展開がとんとん拍子過ぎた印象です。ページ数に対して人物やエピソードが沢山盛り込まれていた為に、一つ一つのエピソードがあっさりとしか書けなかったのでしょうか。あるいはこの著者の方の作風それ自体がそうなのかもしれませんが、個人的にはちょっと物足りなく感じました。2011/02/07

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