1秒の世界

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  • サイズ A5判/ページ数 141p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478870990
  • NDC分類 304
  • Cコード C0033

出版社内容情報

世界の変化を1秒に縮めてみると「地球の、いま」がリアルに実感できる。子どもから大人まで、あっという間にわかる世界の現実。

内容説明

1秒間に人は93mlの空気を呼吸し…心臓が1回脈を打ち、60mlの血液を送り出し…世界に420万トンの雨が降っています。1秒間に地球が太陽のまわりを29.8km進み…22人が観光のために国境を越えて旅に出て…体育館32棟分、39万m3の二酸化炭素が排出されています。世界の変化がわかる、驚きの1秒。

著者等紹介

山本良一[ヤマモトリョウイチ]
1946年生まれ。東京大学工学系研究科博士課程修了。工学博士。東京大学国際・産学共同研究センター教授。エコマテリアル研究会会長、グリーン購入ネットワーク顧問、環境報告書ネットワーク顧問など、学外でも多くの要職を兼務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホッパー

56
1秒の間に地球資源の減少がどのような量で起きているのか、色々なデータが挙げられている。2003年の本なので、当時のデータでこんな値なら今はどれだけ加速してるのかと想像するとかなり怖い。2022/06/07

ユウユウ

31
雑学系面白本かと思っていたら、なかなかに哲学的であったり、環境や世界のことを考えさせられたりする、本気の本でした。不安なことばかりではなく、少し希望も持たせてくれる部分もあって救われました。2019/03/12

かおりんご

23
1秒に何が起きているのかが分かる。社会の導入に使えそう。2014/01/20

チャー

14
地球や環境、人口に関わる様々な統計量を1秒換算して紹介した本。想像できないほどに大きな数字を1秒に置き換えて表現することで、その大きさを身近に感じることができる。仮想水という考え方は初めて知った。食料を生産するために必要な水の量を表現しており、日本は輸入することでそれに該当する量の水を消費していると同義であるという指摘は考えさせられる。1秒間に世界で消費される電力は40万kWhとのこと。膨大なエネルギー消費量は今も増加し続けているようだ。地球資源は限られているということを改めて認識した。2024/01/07

ダンスにホン!ころりん

10
20030612第1刷発行 150213読了 一秒でピューマは28メートル、人間の鼓動一回、人はこの一秒で世界で2.4人生まれている。一秒世界に降る雨は420㌧…一秒でビックリするほどのものが生まれ捨てられ降り注ぎ、消えていく。この星に住んでいるのは人間だけじゃない。消えていく1秒の積み重ねを大切に思えば人にも周りにも優しくなれそうなんだけれど。多くの人の目に留まったら良いな2015/02/13

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